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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:zen
どんどん寒くなりますね。 今日は、こちらのも一月初旬波の寒さだそうです。 つい2ヶ月ほど前まで夏日があったなんて信じられない位です。 身体の声が聞こえるようになって、何処が冷えているのか?を感じられるようになりました。お陰でその場所を温かくするように手当てをすれば、家の中ではあまり寒さを感じないようになりました。 着る物や、羽織る物の調整、床からの冷え対策、温度湿度の調整など、いろいろと手を打っているからかしら? 以前は冬になると、落ち葉や寒さや空気の冷たさ、空の色の物悲しさで、憂鬱になることが多々ありました。後で知ったことですが、冬は日照時間が少ないため、欝的になる人が増えるそうです。冬が長い北欧の方なんかは、この時期とても患者さんが多くなると聞きました。 それからすると今まで憂鬱になっていたのは、ただでさえお日様が当たらない家に住んでいる上に、さらに冬になって日当たりが悪くなるからか・・・と、妙に納得したものです。 でも、今年は何だか違います。 落ち葉を見ても、この彩が寒くなって行く季節を和らげているように思えるし、日当たりが悪い分は出かけるとか、温かく過ごす工夫とか、手を打てば良いと開き直れるようになりました。 うんうん、中々の進歩です。 さて、昨日買ってきた本にも、「人間の幸せ」が書かれていました。 最近は、「ひろさちや氏」がお気に入りです。 表紙と帯に惹かれて購入しました。 「あるがままに生きよ」 ほどほどの人生でちょうどいい 無理しない、こだわらない。 勝ち組でも負け組みでも人は幸せに生きられる。心安らかに過ごすための佛教の智慧。 ね!何だかいい感じでしょ? 前書きにの次の言葉にもぐっときました。 佛教には、「一切衆生悉有仏性」という言葉があります。全てのものは平等に尊く、仏性を持っているということです。生まれたまま、ありのままの姿が美しいということです。 はたして人間の幸せとは何でしょうか。まずは、世の中の常識から解放されることです。自分に無理する事も、ことさらに努力を重ねる事も必要ありません。自然体で自らのありのままを受け容れ、あるがままに生きる。勝ち組であろうが、負け組みであろうが、人は心安らかで幸せな暮らしを手に入れることができるのです。 背が高い人、低い人、力が強い人、弱い人、頭がいい人、悪い人などと、自分と他人を比べる必要はありません。それは競争原理に毒された頭の考える事。でたらめOK。いいかげんOK。あるがままのあなただからこそ幸せになれるといっていいでしょう。 仏の智慧があなたに幸せをもたらさんことを願います。 ここ数日自問自答していることへの、答えを見出せるかしら? 我が家のPCの前には、まぁちゃんの誕生記念の振り子時計があるのですが、その時計の振り子を見ながら毎日思うのです。 ゆらゆらと自分自身が揺れながらも、確実に「時」を前に進めている振り子。 自問自答する問いが見つかるということは、私自身の心がゆらゆらと揺れながらも、前に進んでいるからかしら? そうだとしたら、今の状態もいいんじゃない?だって、愛しい自分に思えるもの。 岩崎峰子さんも仰ってたっけ? 「扇は、要がしっかりしているから、末広がりに広がれる」って・・・・。 さーて、しっかり自分を広げる事にいたしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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