カテゴリ:行動のポイント
1991年4月号の生活の発見誌に次のような記事がある。
誰でもやればいいなと思うことは日常いくらでもある。 思うだけでは能力ではない。 それは思わないのと結果は同じだ。 小さなことでもおろそかにしないですぐにかたづける。 この能力が非常に大事なのです。 森田理論に「見つめ、感じる」というのがあります。 不安や心配でいっぱいの時でも、自分の周囲の状況に視線を向けていると、様々なことに気づきます。 感じただけ、思っただけでは、時間の経過とともにすっかり忘れてしまいます。 忘れてしまっては、大雑把な人と同じということになってしまいます。 細かいことによく気が付くという神経質性格を活かし、自分の最大の強みとするためには、小さなことを大事にすることです。 そのために心掛けることは、小さな思いつき、問題点、課題、アイデア、感じなどをメモする習慣を作ることです。 100均で自分のお気に入りのボールぺンとメモ用紙を探す。 昼間はボールペンとメモ用紙を必ず携帯する。 上記の宝の山を細大漏らさずメモするようにする。 最初のうちは意識して努力する必要があります。 出来てもできなくてもとにかくストックをため込むように心がける。 3ヶ月間継続視すると、感じる、思っただけでメモしないという状態は居心地が悪いと思うようになります。こうなればしめたものです。 すぐにできることはできるだけ早く手をつけて線を引いて消す。 今すぐにできないことは、整理して休日の懸案事項として残す。 簡単なことですが、最初は心を鬼にして取り組まないと習慣化することは難しいと思います。 逆にいえば、この能力を身に着けた人は前途洋々です。 スマホのカレンダー機能や卓上カレンダーは、活用されている人が多いと思います。これとは別と考えたほうがよいと思います。 これらは通常必要な予定しか書きません。 スケジュール管理として利用している場合が多いと思います。 小さな思いつき、問題点、課題、アイデア、感じなどはメモ用紙に走り書きする程度でオッケーです。 これを仕事に応用して優秀な営業成績を上げている人を知っています。 簡単な方法ですが、多くの人が見逃しています。 神経質性格を大いに活用したい人はぜひ取り組んでみて下さい。 2013年1月12日に「紙切れ法の紹介」と題した関連記事があります。 森田理論の学習を始めた頃、これに取り組み、日常生活や仕事が一変したことを思い出しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.07.25 06:20:06
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