カテゴリ:行動のポイント
「逆U字理論」とは、過緊張や弛緩状態の弊害と最適状態を作り上げる理論です。 最適状態はスポーツの世界ではゾーンに入るといいます。 ゾーンに入ると練習以上の成果を出すことが可能となります。 ゾーンから外れると途端にパフォーマンスが下がって、歯ぎしりすることになります。 この理論をもとにして、最適状態を作り上げる方法を考えてみました。 まず弛緩状態を最適状態のあげる方法です。 脳の仕組みでいえば、ドーパミン主導の報酬系神経回路が休眠状態にあります。 やる気の脳のいわれる側坐核、腹側被蓋野、A10神経群が活動停止しています。 これらを活性化させる必要があります。 森田でいえば生の欲望を活性化させることが欠かせません。 私は規則正しい生活が欠かせないと考えています。 ルーティンワークを確立して、身体がすっと動くように修正すれば、弛緩状態から抜け出すことは可能となるでしょう。 つぎに過緊張を最適状態に下げていく方法です。 これは脳の仕組みでいえば、いくら成果を出さなければと自分で自分を叱咤激励してもノルアドレナリン主導の防衛系神経回路が活性化しているので、笛吹けど踊らず状態に陥っています。 これは口で言うは易く行うは難しという面があります。 これを和らげる方法を私の例で説明します。 私は老人ホームでアルトサックスの演奏をするときに過緊張になります。 ・練習段階では100%以上に仕上げる。 ・忘備録を見て準備万端持ち物点検をする。 ・3時間前にデパスを1錠飲む。 ・本番前に次の言葉を唱和する。 ・弱気は最大の敵だ。 ・練習は決してウソをつかない。 ・困ったときは神様が助け舟を出してくれるはずだ。 ・胸を張って深呼吸をする。4秒で吸って3秒止めて7秒で吐ききる。 ・口角を上げて笑顔を作る。 ・2023年6月21日に投稿した「目を意識的に動かす」を実践する。 ・山富浩司氏推薦の「恐怖・不安解消のマインドフルネスタッピング」を行う。 ・ソロで吹き始める前に、「イチニイノサン」と前振りをつけて吹き始める。 これが私のルーティンです。 ある程度過緊張を押さえこむことができているなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.09 06:20:07
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