カテゴリ:行動のポイント
トヨタ自動車は「カイゼン」運動を経営理念の一つとしています。
「カイゼン」とは、現場の作業員自身が、改善点や改良点を見つけ出して、より良い方法を提案していくというものです。 「カイゼン」運動としては次のようなものがあります。 1、整理、整頓、清掃、清潔、躾の5S活動があります。 2、従業員が「カイゼン」提案を行う制度です。よい提案であれば積極的に採用されます。 3、従業員が自主的に参加する品質管理活動(QCサークル)があります。 QCサークルでは、問題点を分析して、解決策を検討していきます。 トヨタ自動車の「カイゼン」運動は、生産性の向上、品質の向上、コストの削減、従業員の仕事に対する意欲の向上などをもたらしました。 私たちもトヨタ自動車の改善運動の考え方を生活の中に取り入れることを提案いたします。 具体的には今現在取り組んでいる仕事や日常茶飯事の中で、気になっていること、課題や問題点、改良点や改善点などを見つけていくようにするのです。 トヨタ自動車の改善運動の中でも、整理、整頓、清掃、清潔、躾は日常生活の中で毎日取り組む課題となります。 凡事徹底を心がけている人は、いくらでも問題や課題を思いつきます。 取り組むときは、小さいこともできるだけ見逃さないようにする。 気づいたら忘れないようにすぐにメモしておく。 すぐに手掛けられるものはすぐに片づける。 すぐにできないものはストックとして残す。 この活動に取り組むと、次々に課題や目標が生まれてきます。 森田でいう生の欲望の発揮につながります。 課題や目標に向かっているときは、生きることはむなしいなどということは考えなくなると思います。 生きがいなどというものは、案外身近なところにあるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.06 06:20:08
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