カテゴリ:不安の特徴と役割、欲望と不安の関係
ミスや失敗をするとすぐに挑戦する意欲をなくしてしまう人がいます。
小さな挫折を自分の一生を左右するかのように受け取る人もいます。 うつ状態になる。そして再起不能に陥ってしまう人もいます。 やる気をなくするだけではなく、予期不安に振り回されてすぐに逃げてしまう。 逃げてばかりの自分に嫌気がさしてしまう。 自己嫌悪、自己否定感で苦しむようになります。 生きていくことがむなしくなり、投げやりになってしまう。 実はこれは過去の私の姿です。 私とは反対にミスや失敗を反面教師として活かし、どんどん成長し続ける人もいます。うらやましい限りです。 こういう人はミスや失敗や挫折の経験を否定しない。 むしろ貴重な宝物のように考えている。 だから私のように隠す、ごまかす、言い訳、責任転嫁をしない。 ミスや失敗なしに成功するほど世の中甘くないと考えている。 それならどんどんミスや失敗の経験を増やそうと考えている。 たとえば飛び込み営業の場合、ほとんど断られる。 でも腐らずに営業活動をしていると、自動車の飛び込み営業の人の話では、100件に1回くらい成功することがある。 断られる経験の中から問題点を洗い出して対策を考えるようにすれば、どんどん営業スキルがアップしていく。 そのうち成約を獲得するためには、断られる数を増やしていくローラー作戦が有効だということに気づいてくる。 この段階に到達すると、ミスや失敗や挫折で再起不能になることはない。 目の前にブルーオーシャンの輝かしい未来が広がってくる。 確かにミスや失敗は時間や労力の無駄になります。 他人から信頼感を失うこともあります。 経済的な打撃を招くこともあります。 筋肉注射を打たれるときのような心の痛みが発生します。 それでも、ミスや失敗を積極的に引き受け、その数を積み重ねるということは、成功を勝ち取るためにはとても大切なことだと思います。 すんなりと目標を達成することは、ある意味とても危険なことです。 失敗の経験がないので、成功のコツがわからないのです。 数多くのミスや失敗を経験していると、それが強力にサポートをしてくれることになります。 将棋でいえば相手から奪った駒が自分の味方となって、勝利に大きく経験してくれることになるようなものです。 また、ミスや失敗を喜んで受け入れている人は他人にも優しい。 それは自分が苦しんだ経験を持っているからです。 心の痛みが分かるので、他人の失敗に共感し、理解することができます。 信頼関係を築くためには、ミスや失敗、挫折の経験が大いに役立っているのです。 ミスや失敗から逃げるのではなく、想定されるミスや失敗の経験を経たのち、初めて成功にたどり着くという気持ちの持ち方が必要になります。 どうすれば、ミスや失敗を受け入れられるようになるのか、明日の投稿課題とします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.17 06:28:54
コメント(0) | コメントを書く
[不安の特徴と役割、欲望と不安の関係] カテゴリの最新記事
|
|