カテゴリ:感情の法則
私は「生活の発見誌を読んで感想を述べあう会」に参加しています。
そこで印象に残った言葉がありました。 不快な感情にきちんと向き合わないと、一瞬楽になるかもしれませんが、いつまでたっても不快な感情は流れていかない。 嫌な感情を無視すれば、その感情を刺激しないので、そのうち忘却の彼方に消え去ってしまうと考えがちですが、それは大きな間違いだというのです。 たとえば人間関係で、苦手な人を避けていると、そのときは嫌な思いをすることはありません。 瞬間的には嫌な思いをしないで済むのでホッとします。 但し相手のことが嫌いだという感情はそのままとり残されてしまいます。 その感情がどのように変化していくのか考えてみましょう。 観念の世界でいろいろとやりくりするようになるのです。 つまり嫌いという感情がますます強化されるようになります。 マイナス感情が独り歩きして悪循環を始めるようになります。 神経症の人は強迫観念まで膨れ上がり日夜自分を苦しめるようなことになってしまいます。 こんなとき「あの人のことを苦手だと思っているんだね」と自分の感情を客観視して、マイナス感情に寄り添うことが重要になります。きちんと向き合うことです。 間違ってもマイナス感情を粗末に取り扱って入れません。 難しいことですが、森田理論を学習し、訓練すれば誰でもできるようになります。 そして、あの人とは馬が合わないという気持ちに向き合いながら、せめて愛想笑いをする。当たり障りのないあいさつをきちんとする。 森田先生も「人情から出発する」ことが大事だと言われています。 わざわざ相手の心証を悪くするようなことをするのはわがままだと言われています。 これができるようになるためには、ネガティブ感情にきちんと向き合うようになることです。そうすればマイナス感情が流れていくようになるのです。 嫌な感情は谷あいを勢いよく流れる小川のように速やかに流すようにすることです。この対応を採用すると、次の展開に希望が持てるようになります。 オカリナを始めました。仲間が7人います。 おぼろ月夜、もみじ、野に咲く花のようにが吹けるようになりました。 11月4日は発表会です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.11.02 06:47:06
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