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カテゴリ:メンテナンス
先日オーバーフローなんかして
初めてフロートを交換したVFR。 ま、実際には浮き具合には不具合はなかったと思うんですが 過去油面調整したときに曲げた調整箇所が もうずっと気になっていて この機会に・・・・って新品交換したんですけどね。 じつはこれで大きく変わったことをここに残しておこうと思います。 基本的にはキャブのメンテで清掃して、このフロートを新品に交換しただけなんですよね。 で、油面調整なんか、新品のフロートだし行いませんでした。 いや今までバイクいじっていて、ほかの車種なんかでも 純正新品のフロートに交換すると、だいたい油面調整いらなかったんですよ。 逆に新品のくせに変に調整箇所をまげてみたりすると 坂道で傾いたときにガソリンが不足したり、アイドリングでかぶり気味になったり・・・ ・・・ま、これは調整のスキルが不足していたのかもしれませんが・・・・ だから今回、初めてVFRのキャブのフロートを新品に交換するにあたっては ポン付けしました。 ただ組み込むときに、軸のピンに傷をつけないように 細心の注意をしましたけどね!! で、組み上げてエンジンかけたら・・・の話です。 私のVFR、昔、新車のころって チョークレバーをほとんど使ったことなかったんです ほんとに寒いときに使うくらい。 それ以外はチョークなしですぐかかる。 初爆したあとにアクセル少しあおればエンジン回転は低いものの しっかり回っていたんですよね。 ただ15、16年くらい前のこのVFRを復活させたときには 動けるようになったあとしばらくしてからその時もオーバーフローして なんだ、油面調整がうまくいってないからオーバーフローしちゃったんだ~~~って 思っていたんです。 で、その時に油面調整頑張ったんですが 調整部分をまげて、早めにフロートバルブが閉まるようにしたんですよね。 結果としてはオーバーフローはなくなったんですが まぁベテランならわかるんだと思いますが オーバーフローってほぼ90%は(笑) フロートバルブのシール面の段差、摩耗か 異物、ごみのシール面への噛みこみなんですよ。 それ以外はフロートの動きが悪い、またはフロートの浮き能力の低下とか 真鍮製だったころのやつとかは亀裂とかで、中にガソリン入って浮かない・・・とか。 油面調整でオーバーフローがなおるとか、無いんですよね!! つまりこの時は、ばらして清掃した時にフロートバルブシート面のごみがとれて ちゃんとシールできるようになっただけ。 それなのに、私はフロートの金具をこねくり回し 軸のピンはラジペンで傷つけまくっていたんですよね。 さて、とりあえずこの時には完治したような感じだったんですが いろいろな作業を全部やりきって 普通に使用できるようになってから気が付いたんですが チョークを使わないとエンジンがかからないことが多い。 夏場でも1週間くらい置いておくとかかり辛く、 チョークが必要で、それで失敗するとかぶり気味になる。 それから完全に暖機できるまで 低回転域のアクセルのツキが非常にわるい。 もわっ!!と上がるんですよね。 大き目にアクセル開けると全然ついてこない。 でも完全に暖まると普通なな感じになる。 いや、これら現象は もう古いからこんなもんだ・・・って思い込んでいた部分が大きいんです。 ところが・・・・ですよ。 フロートを新品に今回交換してからというもの まずエンジンの始動には昔みたいにチョークがほぼ要らないようになりました。 寒いときには必要だとは思いますが、この7月、 ばかみたいに始動が簡単。 で、さらに大きい変化が低回転時のアクセルのツキ。 完全に暖機できていなくても、低回転からグッ!とアクセルを速くあけても ぎゅるるん!!!ってガンガンアクセルについてきます!!! 走ってみると低回転域のトルクが太くなってる!! 発売当時、V4のトルクの太さが雑誌で評価されていた、あの太さが戻ってきました! これには驚き!!この感動、お見せしたいくらいです。 ・・・・ま、私のだけでしょうけど・・・・ほかの人のは最初からこうなんでしょう・・・ 結果として状況からは 今まで私がいじっていたことで油面が低くなっており 基本的にガソリン不足状態になっていたんだと思います。 なんだかなぁ・・・・・ よくもまぁ、長い間、 この頼りない低回転域で走っていたもんだと逆に感心。 ま、でもとりあえず400ccなんである程度はトルクあったんで 不足はなかったんですけどね。 今になって本来の状態を再認識できた、ってことです。 このあと同調を取り直すとさらに回転が安定。 なんか 今になってさらに変化している感じの わがVFR400R NC24なのでした。 で、教訓ですが 純正キャブレターで油面調整しなくちゃいけないなんて思ったときは まず、新品部品が入る間は 新品の部品に交換してみることが先決、ってことです。 いじってよくなった!!!っていうのは 実は他の状態を引き起こしているかもしれません。 だいたい、純正のフロート、組み込まれている状態のものって もともと調整金具で調整なんかされていませんもんね! なんか、 よく知らなかったころにいじったこと 今になって自分自身で否定することおおくなったなぁ・・・・ それだけ経験と知識が増えた、ってことですかね??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/07/12 01:24:02 AM
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