世界のニュースplusフランス留学日記

ＤＩＪＯＮ。ディジョンと読みます。

この町の名産はマスタード！




ある日、ある町でおもしろいおばあさん（７０歳くらい）とめぐりあいました。

ちょうど、迷子になっていたとき、通りかかった親切そうなおばあちゃんに駅はどこか聞きました。

おばあちゃん「駅はあっちだよ。」
と難しい言葉も使わず、指をさして教えてくれました。

その後、おばあちゃんはこう続けました。
おばあちゃん「わたしゃね。今日の朝。駅行ってきたから確かだよ。

切符を買いに行ったんだよ。ディジョン行きをね。

そしたら、駅員がなんでディジョン行きの切符なんて買うのか？って聞くもんだからね。

こう言ってやったのさ、＜マスタードが切れてしまったからさ。＞ってね。

そしたら、駅員が気の毒そうにわたしゃのこと見るじゃないの。

冗談だったのにね。気の毒に。」

私の心の声（というより、そんな話聞いてないだけど、うけるわ！！
ってボケてて言ってるのかと思った。ってネタボケしたのねこのお年で。笑）

私はにっこり微笑んで礼を言って駅まで向かいましたとさ。

それ以来、このエピソードと一緒にマスタード＝ディジョンと頭に定着しています。


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