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カテゴリ:言の葉
清水常良著「みみづく通信」1982-1993 視聴覚アート 見たり聞いたり 発行者 石川喜一・山内恒人 発売元 アカデミア・ミュージック 「みみづく通信」は、「プライヴェート・コンサート」という一時代を画す自主制作のコンサート・シリーズを主催した原田力男氏(1939-1995)が発行した「プライヴェート・コンサート通信」に、11年間に亘って掲載された現代音楽を中心とした芸術評論です。 著者清水常良氏は、実業に身を置くかたわら、実際に自身の耳で聴き、自身の目で見た無数の芸術作品について、10日毎に評論を記したはがきを送り続けました。 (略) 内容は現代音楽を中心に、美術・オペラ・能・ミステリーなど多岐にわたっています。また、日時、演奏者はもちろん各作品に短評が加えられており、短い文章の中に著者の持つ数十年の知見と情報が組み込まれています。 (略) *伝説のピアノ調律師、原田力男氏と少しご縁があった関係で、発行者のお一人である石川喜一氏から、頂戴したご本です。丁寧で詳細な索引も付けられており、それだけでこの時代の現代音楽の状況が知れるという思いがします。 上記の文は、表紙見返しに付された紹介文から一部を転記したものです。最初はご自分で手作りされた本が、出版の運びとなったそうです。 今日はここまでにして、また明日書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.18 23:52:58
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