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楽天フリーバードの辛口音楽談義

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2007.10.16
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カテゴリ:邦楽
昨日月曜は一日休暇。
ヤボ用で京都へ車で出かけた。

京都の中心地あたりの”駐車場難”は、実は大阪よりもすさまじい。
で、某老舗デパートの契約駐車場に潜入。

「3000円以上買ったら、2時間無料!」ということで、まぁ、CDでも買うか・・・、と思いきや、そこは某老舗デパート。

いつも物色するような音源がない。
そこで、普段やったら買わないCDを買おうと画策し、

 1) ポップス&ポップス
 2) 黒沢明とロス・プリモスベスト

を購入。

これが、あたりだった。



まず、1)ポップス&ポップスは、よくある”昭和歌謡詰め込み型”のコンピレーションCDだったのだが、夏木マリの♪絹の靴下♪が光っている。

じっくり聴いたことがなかったため、新鮮、ものすごい歌詞(上流階級の唄・・・だったんですね、あの唄)、パンチの効いたアレンジ、これでもか・・・とばかりの、フェロモンむんむんの唄いっぷり(笑)。

帰りの車で事故りそうになるほど、笑ってしまった。
当時の歌謡曲は、パワーあるな。


さらに、2)黒沢明とロス・プリモスベストは、なんかコッチまで哀しくなってくるほどの”女の哀愁”路線で、銀座がシチユエーションとしてよく取り上げられている。
 ※たそがれの銀座、恋の銀座、雨の銀座

おそらく、ターゲットは”夜の蝶”で、特定のお客との禁断の恋愛感情が表現の中心におかれている。

なかでも、♪小さなお店をもちました♪が秀逸。

第一線を退いた”元夜の蝶”が、ヨコハマに5~6人入ったら満員の店を出したことを、かつて好きだったお客に伝える案内状を歌にした工夫が面白い。
新規開店・・・なのに、かなりしみったれた内容で、お世辞にも「喜んで行こう!」とは思えない。


まぁ、昭和歌謡はターゲットとコンセプトが明確で、そこにはナチュラルな感性・・・などという言葉は、まったくない。

今考えれば、結構新鮮です、ちゃんちゃん。





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Last updated  2007.10.17 01:00:14
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