シロイキンイロ
とはいえ、やっぱり、もうすぐママとパパのいるおうちに帰るのはうれしいんだよね。風邪を引いたママの代わりにテニス教室の送迎・・・のつもりが、そのまま、こちらがお泊まりで、翌日は、ふたりを連れて、地元の福引きなど~。母が一泊ででかけていたので、お預かりはどうかな~と思っていたけど「ボク、お泊まりした~い。」「おばあちゃんいないから、ぶぶとふたりだよ。」「いいよ~。」んで、どういうわけだか、弟を説得。「コウスケとぼくとぶぶしかいないんだよ、いい?」兄の説得を受け、「うん~。」って、あんたたち、ふたりで泊まるつもりかいっ!パパが「お泊まりにいくひと、パパとポチャ入るよ~。」「あいっ」と先に手を挙げたのは、弟の方でした。ほんとに、話は通じとるのか。ううむ。ま、結局、ワタクシの方がお泊まりさせていただきました。だって~、私一人で、ふたりお泊まりは無理だよ~。んで、翌日。車にふたりを乗っけて家へ。雨が上がったには上がったんですが、いかにも寒いんで、屋外の福引き会場からは、早いとこ、退散しようと、お隣さんに福引きの権利を譲って、たいやきやら、焼きそばやらを購入して帰宅しようとしたんですが、お祭り男たちは、そんなことでは満足するわけも無く、テントの休憩所にてやきそば各1人前、おいなりさんなどを食し、くじ引きをしたり、移動用遊具の全長20メートルほどのレールをぐるぐる回る電車の乗り物に乗り放題、あげくの果てには、消防署の「煙体験施設」までエンジョイしまくりました。遊具を扱ってるおじさんも、寒いし、小雨模様で子供たちが誰も乗らなかったので、まったく飽きずに乗り続ける甥っ子たちだけのために、何度も何度も動かしたり、止めたり、まあ、もう、誰も乗り降りしない間は、ひたすら、ぐるぐるぐるぐる乗せてくれました。只で。わはは。あまりにも飽きないので、福引きの列に並ぶ一部の皆さんからは、指差されて、笑われちゃいましたけどね。ま、微笑ましかった、ということに。特に、弟の方は、おにいちゃんが「ボク福引きやる~。」とお友だち(呼ばわり)のクリママ(ゴールデン・レトリバーの『クリス』のママ/略してクリママ)にこれまた、お買い物もしないのにもらった福引きの券でガラポンしてる間も、私の手をぐいぐい引っ張って、電車の方へ。『あのオヤジに、交渉しろ!』ってオーラを発生。その情熱の割には、無表情のまま、先頭の座席に座ったまま、ぐるぐるぐるぐる。ついには、おじさんにまで、「コウスケ~!もっと感情を表情に出せ~!」と妙な声援?を受ける始末。ともかく、エンジョイ、でした。おにいちゃんは、ますます口が達者になり、喋るわ、歌うわ、まず、黙ってる暇がない。♪we wish you a merry Christmas は、♪※≠◎ 一種のメリクリスマス♪って、歌ってるし、でも、わざと『クリスマス』を歌わないで「問題です。♪※≠◎ 一種のメリ○○○○○♪の○○○○○は、なんでしょうか?」とか、♪head, ○○○○○, knees, and toes♪も同様に問題を出したり、クイズが大好きらしい。車のなかで、道沿いの紅葉した木を見ながら、「赤、黄、みどり、きれいだね~。金色があればいいのに~。」「ぶぶは、金色と、白の金色、どっちが好き?」『白の金色』・・・おお、銀色のことか。すてきな言い方だな、オトナには思いつかないかも。なんて、相変わらずのぶぶばかで、まるまる1日以上一緒に過ごすと、翌日は妙に寂しかったりするのであった。この子たちが、安全に暮らせる世の中でありますように、と願わずにはいられないです。