カテゴリ:柴田よしき
老人問題、人口減少、整形、自殺、ドラッグ..."現代の闇"が凝縮された世界、それが2031年東京。私立探偵サラのもとに舞い込む様々な依頼。 近未来の日本を舞台に描かれた話だが、2031年というと、ぼーっとしている間にやってきそうな気がする。 傲慢になりすぎた人間が神の裁きをうけているような感じだ。 「関わる人間が必ず自殺する美しき死の天使」や、 「食欲喪失により死に至るドラッグ...」 など。 物語は、9.11テロ跡地から集めたがれきで創られた“神の狩人”というポップアート作家の作品につながる。 『神の狩人は何も考えず、ただその矢を射るのみ』 という作品の台座に彫りこまれた言葉。 こんな未来にならないように、私たちは何をすべきだろうか?
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最終更新日
2008.10.31 22:46:08
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