タイトルの意味を調べたら、
表紙の絵の通り。
様々な調理方法でひとつの食材を生かすこと。
でも作者の意図は全く解らなかった。
コロナ禍で主人公の女性小説家が
大学生の彼氏と同居することになると、
中学生の娘はパパと暮らすと言う。
最初の夫、2度目の夫とも今も連絡を取り合い、
娘の誕生日に一緒に食事をしたりする関係。
そのことを彼氏も元夫たちも承知している。
離婚した夫たちと友人としてつきあっている。
こんなこと現実にあるのだろうか?
友人の女性作家2人は全く違うキャラ。
3人の飲み会で高尚な会話が飛び交うところは面白い。
デクリネゾン [ 金原 ひとみ ]