小手鞠るいさんは子供向けの本も多数執筆しているのですね。
図書館の児童書コーナーで借りたこの本は私が初めての読者でした。
(しおりが使われていなかったから)
もっと小中高生に読んでもらいたいと思った作品でした。
日本人の母とドミニカ国人の父の間に生まれた
肌の色が少し黒い少女が差別を受けながら日本で成長してく物語。
人種のるつぼでなく「
人種のサラダボール」という言い方がいいなと思いました。
同じ器の中にいるけど、交じり合わずに独立している。
どんな人種でも個人を尊重するということかな。
母の国、父の国 [ 小手鞠るい ]