本ちょこっとかじり虫
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この作家さんの作品はまだ2冊目だが、 独特で重厚な心にずしっとくるものがある。 直木賞受賞も納得。 舞台は明治の北海道だが、 地球の生き物全体の物語のようだった。 人間もただの動物の一種にすぎない。 熊爪は自分の年齢も知らず、 生きるためだけに鹿や熊を狩る。 そして最期は獣の糧になりたいと望む。 こうやって人間を含む動物は 太古の昔から生きてきたのだから、 私もそうありたいと思った。 ともぐい [ 河崎 秋子 ]
『愚か者の石』河崎 秋子 2024.09.04
『東京都同情塔』 九段 理江 2024.05.30
『福音列車』川越宗一 2024.05.27
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