福岡・博多の美味しい情報

以前、JR福工大前駅の目の前に、マルティグラスの工場がありました。マルティグラスとは、金粉を練りこんだ色ガラスを何層にも重ねた福岡の伝統工芸品で、パリ万博でグランプリを受賞し（日本のガラス初の快挙らしい）、今では県の特産工芸品に認定されています。

バーゲンの際は地域住民が工場に押し掛け、争うように買っていたものでした。最初は「こんなガラスに何万円も出す心理が分からん；」と思っていたのですが…

ある年の元旦、母が“マルティグラス”の食器に黒豆を盛ってきた。その時初めて、マルティグラスの魅力が分かりました。マルティグラスは日常使いというよりも、和の席、そのなかでも特別なハレの日に合う！

ある日、三越のイベントか何かで、マルティグラスよりさらに高級な「バカラクリスタル」の展示会に足を踏み入れたのですが「マルティグラスの方が勝ってるかも…」って思いました。

そんなマルティグラスの工場が、何年か前に移転。その後、あまり見かけなくなり、現在は楽天でも取り扱ってないようで、画像をお見せできなくて残念！ 発見したら掲載したいと思います。もっと宣伝したらいいのにね。



↑バカラのペンダント。ガラスなのに定価数万円と宝石並みのお値段。マルティグラスも、器や置物ばかりでなく、こんな商品を作ればいいのに。




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