fukusukeloverの日記

以前からDVDのジャケットが気になっていたこの作品。
あらすじを読むと“ドラッグ・クィーン”という単語も出てくるし。

“ドラッグ・クィーン”とか、いわゆるお姉系の人が登場するコメディって大好き。「プリシラ」も良かったし、「バードゲージ」（これはちょっと違う？）も笑えたし。
ちょっとホロっとさせられるシーンもあるけれど、
その底にある明るさとか、人情味にとても元気にさせられる。

この「コニー＆カーラ」も大当たり。
あらすじは…
スターを夢見ながら田舎のステージでさえないショーをしている
コニーとカーラの二人。
でもある事件を目撃したことから、犯人に追われる羽目になり、
ロスへ逃げることに。
新天地に来た二人は、犯人から身を隠すためにドラッグクィーンを装ってナイトクラブに出演し始めたところ、大人気になるのだけど…てな感じ。

見始めてすぐ気付いたんだけど、これって「マイ･ビッグ･ファット･ウェディング」のニア･ヴァルダロスが主演（脚本も）だったのね。
「マイ・ビッグ…」もギリシア系の彼女の結婚をめぐっての楽しいコメディだったので、期待満々で見たけど、今回も面白かったぁ。
ストーリーはそんなに凝ってるわけではないけど、とにかく楽しい。

あと、さすが“ドラッグクィーン”だけあって、衣裳やショーもステキ。
特に相方のカーラ役の女優さんが、どんどん“ドラッグクィーン”としての
美人度がアップしてくるのも楽しい。
一緒に観た友人は、昔から“ドラッグクィーン”の格好に憧れが強いらしく（梅ちゃんの衣裳着たいって叫んでたし）、二人で“ドラッグクィーン”の化粧のポイントについて研究してみたりする。
（ポイントは高い眉と、その下のラメ系のアイシャドー、長い付けまつげ、そして、異様に縁取られた唇かしら。）
映画の途中でトイレで鏡を観た時に、自分の顔がもの足りないと
思う程、ドラッグクィーンメイクに夢中になってしまった。
なので、特典に「ドラッグクィーンの作り方」があった時には二人で大興奮。いやぁ、はまる、はまる。

こういう映画って、実は何度も観たくなる。
元気になるもんねぇ～。