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テーマ:今日のワイン(6040)
カテゴリ:ワイン
旧聞になりますが、初競りで3400万円で落札されたマグロ、久兵衛で何人の人が、いくらで食べたんでしょう
私も6日、本マグロの大トロを一切れ食べたのですが、3000円の盛り合わせの刺身に入ってきたもの。そのほかの刺身も近海物ばかりで、とても美味しいものでした。このマグロと3400万円のマグロ、私には味の違いは分からないだろうなぁ。 そんなことより気がかりなのは、落札されたマグロが戸井産ということ。 マグロといえば青森県の大間なわけですが、戸井産も大間産も、更に竜飛産もほぼ同じところでとれるマグロ。マグロが持つポテンシャルは同じです。 戸井産は活け締めがしっかりしていて、品質管理に優れている、戸井産の方が大間産より上、しかし大間のブランド力が強い。 と聞くことがあります。もしかしたら事実なのかもしれません。 となると、これから大間産は苦戦することになるかもしれません。あの3400万円は戸井なんですよ、というのは大きい。ブランド力でも負けるかも。 最終消費者の声というか、最終消費者に実際にアピールする人たち、高級マグロであれば寿司屋や料亭の人たちが、売りやすい、アピールしやすいことが重要なんですよね。 こういったことまで狙って、わざわざマグロを空輸した(3400万円のマグロは正月明けにとったものを空輸したそうです)のかもしれません。 青森で数少ないブランド力に優れた大間マグロ、この競争に是非とも打ち勝って欲しいものです。 さて、昨夜はシャブリでした。シャブリというのも、大ブランドですよね。牡蠣にシャブリというのは、普段ワインを飲まない人出も知っているマリアージュではないでしょうか。 この組合せが本当に最良のマリアージュなのかどうか、私もよく分かりませんが、多くの人だって分かるはずがないと思います。でも、雑誌で、テレビで、牡蠣にはシャブリと言えば、それが真実になるんです。 ある意味、怖いことです。 ドメーヌ・アニュス・エ・ディディエ・ドーヴィサシャブリ・プルミエ・クリュ・ボーロワ[2007]】 (こちらは2007です) オーレ・ジャパン。 きつめの酸で少しとんがってましたが、落ち着くと酸が引っ込みます。ただ、ずっと奥まで引っ込んでしまい、ぼやけた感じになるのではなく、丁度いい具合に引っ込んでくれます。いいですねぇ。 香りはハーブ系がメイン。少しハーブを効かせすぎてしまった鳥と野菜のトマト煮にベストマッチ。2日目の今日も、(香りは落ちちゃいましたが)美味しく飲めました。 '11の酒 ワイン 3本 赤 1本(ブル1) 白 2本(アリゴテ1 シャブリ1er1) 日本酒 1本(豊盃) '11の料理 4品(秋刀魚の梅煮、鶏と野菜のトマト煮、トマトソースのパスタ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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