鎌先温泉 木村屋旅館
2月10~11で行ってきた。我が家は犬を飼っているので、妻と2人での旅行は久しぶりだ。妻が娘たち(犬ね)を親に預けていくのを嫌がるので、1年に1度あればいい方なのだ。で、今回の旅行の理由は、ワンコも宿泊可としている木村屋旅館を2人で偵察。これである。さて、鎌先温泉は昔からの温泉場なのだろう、鳴子と同じで温泉地内は道が狭い。そこを乗り越えて旅館前まで行ったのだが、そこで道は行き止まり。駐車場はなし。近くの駐車場に車を置いてこないといけないらしい。出てきた従業員に話すとこちらでやっておくとのこと、「予約の時言えよ」と思いつつ手続きを済ませる(後日談:妻が予約した際には駐車場から歩くよう言われたらしい。こっちのミス。でも、駐車場から結構距離があるため、荷物を抱えた我々だと、結構きつい。)。宿泊手続きを行っている(午後6時少し過ぎ)と、フロントの電話が何度も鳴る。どうやら宿泊客から晩飯はまだかとの問い合わせのようだ。話してあるとおり準備ができたら電話するから、と言っている。温泉の宿泊客をなめてはいけない。6時過ぎになると話していたんなら、6時には準備しとかなきゃ、電話が鳴って当然だ。今回は宿泊料を削って本館泊としていたのだが、サービスで新館にしましたとのこと。えっ、これって本館じゃないのというのが本心。新館って本館よりは新しいって意味らしい。別段部屋が貧弱でも私も妻も気にならないのでいいのだが・・・。まぁ、こんなもんよ。ただ、トイレの蛍光灯が切れていたのは×。冷蔵庫(全然冷えない)の電源も抜けていて、コンセントを探すのに少し手間取った。楽しみは食事だ。私は、旅行は食事だ!と思っているからなおさら。今回は、メインを3種類から1つ選べるプランを利用した。大宴会場で他の客と一緒の食事。お食事処となっていたような記憶があるが、これは別段問題なし。だが、席に座ってみるとメインが違っている。ここでまずはクレーム。しばしまてとのことだったので待っていたのだが、その間、土瓶蒸しや釜飯に火をつけてくれるわけでもなく、飲み物(飲み放題コースを選択)の注文を取りに来るでもなく、結局、仲居を呼び、メインは別にして食事をしていいのか、こっちが聞くことに。逆だろう、普通。申し訳ありません、厨房に確かめますので、それまでお食事をどうぞ、ってのが普通だろう。飲み放題にどんな酒があるのかも、聞いても分からんし。もう、ばたばた。これで私の印象は×がいっぱいになってしまった。また、料理自体も品数が少なく、その内容も家庭料理。家庭料理であることはいいことだし、生ビールを3杯と釜飯も食べて、腹一杯になったから、量もちょうど良かったとも言える。でも、珍しいと思うよ、あの品数は。料理のできはBかなぁ。うまいわけでもなく、まずいわけでもなかった。本館の2階にある風呂は混浴で、女風呂には専用スペースがあるようだ。私は新館5階の展望風呂に入ったんだけど、入ったのが午前0時ころなので、展望ゼロ。見えるのはほかの旅館だけ。風呂場自体も暗い。まぁ、山の中の温泉場なので、紅葉時期でもなければ意味がないかもしれない。私はぬるいお湯だなぁと思ったのだが、妻はお湯は良かったと言っている。ただし、ほかの旅館から丸見えになるんだよね、展望風呂は。あ、だから風呂場を暗くしてるんだろうか。寒いのを我慢して露天に入れば良かったなぁ。というわけで、犬を連れての利用については一切聞かずに旅館をでた。帰りの車で、金田一温泉の○○(失念)よりはいいね、とは妻の弁。そう言えば、ウェルカムドリンクがあるはずだったが、なかったなぁ。