麓郷の森の音(囁きに耳を傾けて)
森の音、それは誰よりも一番に風を感じる木々のざわめきです。遠くからやって来る風の強さは、木々の生長点(幹の一番上の部分)を見ればその強さがわかります^^そして私のはるか頭上を通り過ぎ、かなたへ流れていくのです。風は、かすかな「サ~~~」っという音から「ザ~~~」という音になり「サ~~~」っという音で通り過ぎます^^無風の時は「シ~~~ン」とした音が、冬の森を包み込みます^^森の中で暮らしていますと、視力・聴力がどんどんと冴えてきます。でも・・・頭はバカのままです^^気温がどんどんと下がり、氷点下25~30度近くになりますと凍裂現象が起こります。バ~~~ン!!! という音と共に、木が縦に裂けるのです!飛び上がる位に大きな音が森に反響して、また静寂の森に戻ります。そんな極寒の冬でも、野鳥たちは早朝から至る所で囀り、上から松ぼっくりを落とされる事もしばしば^^小動物もそれぞれの習性で、木に登ったり雪の中に雪洞を掘ったり、半冬眠したりと様々です。雪原の至る所に、キツネ・タヌキ・シカ・ウサギなどの足跡があります^^それ以外の足跡は・・・私です^^寒いですけど、冬の森は最高に楽しいです^^