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カテゴリ:気になること
新年早々,こんな日記を書くことになるとは思わなかったのだが,多くの方に応援していただいだ,私の処女作「聞こえるようにひとりごと」の出版社である新風舎の再生手続申請のニュースが流れた。事実上の経営破綻である。
再生の見込みがあって,作成中の本については出版するとはいうが…。 個人的には2刷分の在庫の管理をしてもらっているはずであり,今後の成り行きを注視しなければならないと考えているが,昨年秋ころからの訴訟のニュースが入ったときから,実はこういう事態をある程度予想していた。 私自身の経験から言っても,細かいトラブルが多い会社ではあったが,出版業界というものは,よほどの大手でない限り,かなり微妙な商売をしているのではないかと感じている。原稿料を踏み倒されたなどという話は身の周りにいくらでもあるものだ。 誠実な商売をしてもらわなければならないのは勿論であるけれど,出版社の経営基盤などというものは,多分私たちが想像している以上に脆いものではないかと実感させられるニュースであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月08日 01時49分12秒
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