マイケル・ジャクソン This is it
マイケル・ジャクソンのロンドン公演リハーサルを編集した「This is it」を妹と見てきました。50歳になっても歌と踊りは健在だったと思います。ただし、あくまでもリハーサルなので6割から8割の力でやっていたので本当はあんなものではないと思います。I just can't stop loving youは本気で歌ってしまったようで、歌わせるなよ~声を暖める必要があるから全力はリハで出さないんだ。というようなことを言ってました。見に行って良かったですが、今更ながらに亡くなってしまったのは、もうこの世にいないのが本当に残念だと感じました。妹が「もったいない。せめてロンドン公演が終了してからだったら・・」と言ってましたが、同感です。本人も久しぶりの舞台だったし成功しただろうにな。さすがに50公演は難しかったでしょうけど・・オーディションに参加できるだけで感動して泣いているダンサーや選ばれたギタリストやコーラス、音楽担当者のインタビューもいくつか流れて、この人達もマイケルの死によって人生が変わってしまっただろうなと・・スリラーやスムーズ・クリミナルのショートフィルム撮影の風景や完成品の一部も流れて全部みたいなと思いました。ずっと見ていても飽きないと思います。「地球を4年間で救わなくてはならないんだ」「誰かがやってくれるだろうとみんな口にするけど、誰かって誰なのか、僕らがやらなくちゃいけないんだ」という言葉が心にしみます。やはり、マイケルは凄いな・・ベスト・オブ・マイケル・ジャクソンジャクソン5メドレーもあって、最後に兄弟を愛してる、父と母に感謝するという台詞を言おうというのを聞いて思わず涙が出てしまいました。何だかんだ言っても家族を愛してたんですよ。朝、10:30からの回だったんですが、客席は7割くらい埋まってました。若い子も年配の方もいらっしゃいました。世代を超えて見たい、聞きたいと思わせるスターというのは、もう登場しないでしょうね。追記:眠れないので、マイケルの追悼式の動画を見ていたら、映画に出ていた方々が・・だから、名の知られていない人達が「We are the World」とか歌ったと言われていたんですね。映画を見に行く前に見ておけば良かった・・でも、知ってたら映画館で涙が止まらなかったかも。追悼式とリハーサルしていた場所は同じなんですよね。追悼式の舞台でリハサールを一緒にしていたあのギタリストのお姉さんが「We are the World」を歌ってる時に痛々しいのが胸をつきます。