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テーマ:食べ物あれこれ(50338)
カテゴリ:料理・グルメ・食べ物
以前ご紹介した「もてなしごはんのネタ帖 」の山脇りこさんの2冊目のお料理本「ほんとうは簡単!かけこみおだし塾 」が発売されました。りこさんはおだしの教室もやっているしブログでもよくおだしの話をされているので、待ってましたという感じ。届いた本をワクワクしながら眺め回しております。
昆布を一晩つけておいたものをお水代わりにお料理に使うだけで全然味が違う、というので、やってみたら簡単。これだけでもいいらしいですが、昆布を取り出してお鍋でかつお節も加えてだし汁を作って冷蔵庫で保管しておくと便利です。最初はもっと小さい容器で作っていたのですが、最近は2Lの容器で作り置きしておいて3,4日で使い切ります。 それ以前は粉末のだしの素を使っていたんですが、手作りのほうがほっこりした味になるような気がします。というか、作り方がいいかげんで毎回濃さが違って味が違うので家庭料理的になるというか…。(昆布もかつお節も目分量) 本当はさらし(またはペーパータオル)で濾すところを網じゃくしで濾してるので細かいかつお節が浮いてます。あはは。 せっせとおだしを引くようになると、だしを取ったあとのだしがらの昆布とかつお節の処理に困ります。捨てるのはもったいないし、使い切るには大量だしってことで、悩ましいです。食べきれないときは捨ててしまうことも。 「かけこみおだし塾」には、だしがらの利用法も載っているのが嬉しい。昆布は煮魚を煮るときに下に敷くとか、かつお節でおつまみ風のスナックとか、クッキーとか! ふむふむなるほど〜。 かつお節とバターとお醤油をレンジでチンして作る「かつ節バター」はアイデアもの。さっそく作って味見してみたら、どこかで食べたことがある味…そうだ、バターしょうゆ味のポテトチップスだ! というわけで、薄切りにしたジャガイモの上にかつ節バターを乗せてレンジでチンしてみました。(私はお酒飲まないけど)おつまみに良さそうな一品になりました。ベーコンとかタマネギを入れてもいいかも。かつ節バターはご飯に乗せても卵焼きに入れてもいいらしです。母いわく、「昔食べたバター醤油ごはんみたいなものだね」だって。たしかに。 あ、今日うちにあったのはかつお節じゃなくてさば節だったので正確には「さば節バター」です。 おだしの本なので、もっといろんな種類のおだしが載っているのかなぁと思ったら、ものすごくシンプルに昆布とかつお節のだしの取り方がメイン。そしてお料理もとてもシンプルで基本的なものが多いので実用的です。豚汁、いなりずし、炊き込みごはんといった和食はもちろん、リゾット、ポトフなどのちょっとおしゃれな洋風料理も。おだしでこんなお料理もできるんだぁと驚きでした。おうちにある材料ですぐできそう。おだしに野菜を漬け込むだけでも一品できるようです。 りこさんは、おだしを引く作業に癒やし効果があるとおっしゃっています。よい香りに包まれて、ふわっと開放される感じはわかります。そういえば、毎朝、どんなに忙しくてもコーヒー豆は自分で挽く、という方もいます。どちらも無心に作業できて香りに癒されて精神のリセット効果がありそうです。
↓「もてなしごはんのネタ帖」で私が作ったお料理。 ■あわてず、いそがず、ゆっくりと。(へにょへにょ日記) ■意外と簡単、お鍋で炊くごはん。(へにょへにょ日記) ■黒い西洋焼き豚、マンハッタンポーク(へにょへにょ日記) ■りんご角煮とワンコのご馳走(へにょへにょ日記) ↓山脇りこさんのおだしの記事。 ■だしの教室って?少し詳しく、長月のだしの教室。(リコズキッチン~ひと手間かけて、旬ごはん♪ と くらし270度) ■だしのこと&だしの教室のこと(リコズキッチン~ひと手間かけて、旬ごはん♪ と くらし270度) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 17, 2012 10:14:38 PM
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