ヘアスプレー
「ヘアスプレー」って、いわゆるおデブな女の子が ダンスのうまさで認められていく みたいなだけの話だと思っていた。 けれど 「おデブ」差別がある国は、人種差別も激しい国なのだった。 時代は60年代で、まだ黒人の公民権運動とかが 始まりだした頃なのだった。 なんか意外と考えさせられてしまう面もあったのだった。 トラボルタ演ずる「デブ母」は、 太ってしまったことがストレスで外に出られなくなり さらにストレスで絶えずキャンデーなどをつまんでしまう という悪循環にはまった、コンプレックスの塊で 自己評価のとても低いタイプなのだった。 ‥‥‥ 40代であんなに太った人だったら、やっぱり踊れないだろうな とは、つくづく思ったのだった。 黒人チームの踊りが、どう見ても白人チームよりも格好良くて、 歌などもゴスペルのようで、心地よかった。 シンデレラと言われたおのトレーシーがとても可愛くて 意外と見応えがあった。