カテゴリ:エネルギー・資源・ゴミ
◆パート1 出演者:九州グリーン電力基金 上田一三さん ゼファー株式会社 湯川瑞恵さん テーマ:大地と風のエコロジー・育て自然エネルギー (写真左 上田さん 右 湯川さん) 洞爺湖サミットがあったばかりですが、地球温暖化が、世界的に大きな問題となっています。 そのためには、エネルギーの省エネ、そして、CO2の少ないグリーンエネルギーへの転換が、早急な課題となっています。 今日は、太陽光発電や風力発電等のグリーン電力の普及促進に携わっておられる、グリーン電力基金の上田さんと、小型風力発電機専門メーカーで、日本ではシェアNo1のゼファー株式会社で、国内営業を担当され、九州地区担当の湯川さんに東京からお越しいただきました。 【上田さんのお話し】 ●グリーン電力が必要です! もう皆さんがご存知のとおり、地球温暖化が大変な問題となっています。 早急になんとかしなければ、手遅れになるという状況が迫っています。 そのために、いろいろな対策がりますが、温暖化ガス排出の少ないグリーンエネルギーの普及が、必要となっています。 ●グリーン電力基金とは ところが自然エネルギーは従来のエネルギーに比べて、まだ現時点ではコストが高いことが普及の足かせになっています。 そこで、九州では、九州フリーン電力基金が、自然エネルギーの普及を行っています。 この基金は、環境意識の高い人と、九電さんが協力してお金を出してして作っているもので、集まったお金で、自然エネルギーの設備への助成金を出しています。 ●みんなの協力が必要です グリーン電力基金のしくみは、基金に希望していただいた方から、毎月500円、電気料金と一緒に上乗せでお預かりします。 その集まったお金と同等額を九電さんも拠出します。 そして、その集まったお金を、九州内で太陽光や風力発電の施設を募集し、基金から助成しています。 すでに、数百ヶ所が、この基金で設置されています。 しかし、まだまだ、必要です。 太陽光は、世界1の普及数だった日本が、今はドイツに追い抜かれています。 また普及に力を入れ、太陽光も風力も世界一になって、環境先進国と言われるようになりたいものです。 是非、皆さん、一口でも、グリーン電力基金に加入お願いします。 明日の九州の自然エネルギーを育てましょう! グリーン電力基金の申込み・お問合せは (財)九州地域産業活性化センター グリーン電力部 092-713-6738 http://www.kiac.or.jp/green ないし、最寄の九電営業所までどうぞ。 【湯川さんのお話し】 ●日本の技術の粋を集めて ゼファー社は、風力発電でも、小型に注目しました。 日本は、小型高性能が得意なので、その日本の技術を集めて、世界最高性能の小型風力発電機を作ろうと、伊藤社長は志を立てました。 産官学の壁を越えた開発プロジェクトは5年の歳月を費やしてついに、世界の市場から喝采を博する最高レベルの小型風車を完成させました。 ●広がれ、小さな風車の大きなメッセージ そうして、ゼファーの風車は、これまでの風車の課題だった、騒音がする、強風が吹くと壊れる、パワーが弱いという問題を解決していきました。 今、世界中の、この風車は普及しています。 日本では、すでに6000台以上が設置されていますが、特に京都市では小中学校の70%以上に、ゼファーの風車が設置されています。 その他の地域でも、風力発電機の普及が進みつつあります。 今月、小倉では、魚町センタービルの屋上に、ゼファーの風車が新設されました。 是非、ご興味のあるかたは、風車を設置してみませんか。 お問合せは、 ゼファー株式会社 http://www.zephyreco.co.jp/ 03-3299-1910 または、株式会社ガイアの風 093-541-3575 まで ●お二人の夢 最後にお二人の夢を聞きました。 上田さんは、 自分は自分の子供が2人います。自分は苦労して育てられたので、この子供たちは、幸せにしてやりたいと思います。 そのためにも、今取り組んでいる、グリーン電力の普及も、この子供たちに、美しい地球を残してやるために、絶対必要なことなので、一生懸命、取り組んでいます。 子供達に明るい未来を残したいというのが、本当に切なる思いです。 湯川さんは、 ゼファーというのは、ギリシャ語でギリシャ神話の「安らぎの西風」という言葉からとっています。 この風を日本だけでなく、世界に吹かせたいと思います。 ありがとうございました (コーディネーター 吉岡) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月03日 19時46分13秒
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