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カテゴリ:教師について
先日のエントリーへのコメントで、ザ・中学教師さんが、“民間からこっちの世界(公立中学校)にきた男”の最初の言葉として、 「(民間)は、すべて金なんですよ。ギブアンドテイク。ここ(公立中学校)は、ギブギブギブじゃないですか。」 と言っていたのを引用されていました。 私たち教員の仕事はやりだすと際限なくギブをすることができます。同時にやりたくなければ開き直って、最低限の業務だけにとどまっておけるということも確かです。そういう意味では、 ギブ(ギブ)(ギブ)(ギブ)・・・ アンド テイ(ガ)ク なのかもしれません。いくら与えても、リターンは定額の給料しかありません(※注:もちろん、大多数の教師は子供の成長がリターンと思ってやっていますよ)。ギブのリターンとして管理職になったとしても、管理職がハードな仕事となってしまったこの時代、健康を害して寿命を縮める結果になりかねません。管理職手当ては自分の健康と引き換えにいただくお金です。 テイクが定額ならば、何かモチベーションを上げる仕組みがないと、教員の資質は簡単にはあがらないと考えるのが妥当ではないでしょうか。「志を持て」「がんばれ」と言われても、志を持てない人もいれば、志があっても資質が伸び悩んでどうしていいのか分からなくなっている人もいます。 具体策を持たない限り、精神論だけで教師の資質向上に期待しても、成果は上がらないと思います。ならば成果主義を徹底して給料に反映すればよいかというと、これまた、問題ありだと思います。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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