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カテゴリ:教師について
保護者が携帯を所持している率がすでに3年前辺りから9割越えになってきています。便利なツールで、母親世代はほとんどの人が活用しています。学校がこれを活用しない手はありません。 通知票で学期末だけ、総合的な評価をするだけではなく、保護者のもとに、もう少し細かい情報を速く確実に届けられるとありがたいと思います。 「バスケでシュートをはじめて決めました」 「算数のかけ算の4の段ができました。家庭でのご協力、ありがとうございまいた」 「クラス対抗ドッジボール大会をして学年2位でした」等など、 個人に向けてでも、学級全体に向けてでも、メールであればすばやく確実に手短に伝えることができます。連絡帳のように母親だけしか見ないメディアではなく、父親の携帯やパソコンに送ることだってできます。 これを学級通信や連絡帳でやろうとすると、労力がたいへんです。 学級通信で個人のことを書くことにも問題があります。あまり同じ子供ばかりを褒めるのはよくないですし、かといって、5年生になってかけ算の4の段ができたことを紙面で褒めるのには問題があります。つまり、力のない子供を褒めにくいのです。 連絡帳は子供のいる間でないと書けません。メールなら自宅に帰ってもできるわけです。
そこで、管理職に、 「学校→保護者の一方通行限定で保護者にプラス情報を流してもいいですか?」 と、提案してみました。 教頭はOKだったのに、校長でダメだしされました。 がっかりです。 携帯所持を前提に物事を進めるのはいろいろと問題があると思います。所持されておられない方には、従来どおり連絡帳を使うと校長に言いました。 でも、ダメです。 まあ、確かに携帯でやられると、管理職はチェックができなくなります。 妙な情報を流されることを警戒しているのだと思います。それは、わかります。だから、プラス情報限定だと言っているのに・・・・従来の連絡帳だって、管理職はチェック不可能なのに・・・ 管理職は、新しいことには臆病なんです・・・。
本当は連絡帳に書く連絡事項(宿題や配布物等)もメールで流せるといいなあと思っているのですが・・・・私立はやっているのに・・・・
と、いうことで、 家庭訪問時に、気にかかる子供数名の親にだけアドレスを聞き出し、「携帯メール通信システム!」を秘密で始めることにしました。
スタンドプレー好きの私です(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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