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カテゴリ:時事・世相
死者に鞭打つようなことは日本の文化にはなじまないことの一つです。私もあまりそういうことは好きでありません。 が、敢えて・・・。 私は、自殺が必ずしも悪であると思っているわけではありません。自ら命を絶つ以上は、それなりの覚悟や逡巡、やむにやまれぬ事情があったものだと考えてあげたいです。 しかし、松岡大臣のケースは、死をもって問題を解決しようとしているかのように受け取られてしまうのではないでしょうか。問題から逃げようとしているようにも思われてしまいます。そんな形で自殺をしてしまうことは、「風潮」としてよくないように思えます。特に若い世代に対して、「自殺(死)によって解決されることがある」と、死ぬことを簡単に考えさせてしまうような誤ったメッセージを送りかねません。 気になることは、一部のマスコミや関係者が、松岡大臣の自殺が美談であるかのように聞こえる発言・書き方をしていることです。特に与党側の関係者にその傾向が見られるように思えます。
少なくとも、文科大臣は、真っ先に「尊い生命」を大事にすることについてコメントすべきだったように思えます。
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