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カテゴリ:時事・世相
前回のエントリーに七星 来人さんが、「力なんかつきません」と、力強いコメントを下さったように、ほとんどの学校の現状は、「英語やれと言われたから成果は上がらんがまあなんとなくやってます活動」のような調子になってしまっているのではないかと想像します。 そもそも、ALTは外国では「日本観光ができて、給料をもらえる割のいい仕事」として紹介、理解されているような部分もあるみたいです。多くのALTはあまり教育熱心ではありません。体の良いバイト感覚ですから、日本人に英語がしゃべれるようになるように教えてあげようと言う情熱など元々持ち合わせているわけではないのです(中にはそんな人もいるとは思います)。ALT同志で気楽にパーティーなんかやりながら、日本滞在を楽しんでいるようです。そんな彼らを十分に英語活動の補助教師として活用するだけの技量は教育委員会にも学校にも、教師にも望めません。この忙しいのに、なんでそんなことに時間を費やさなければならないのでしょう?? 私は5人のALTと組みましたが、1人もろくに役立つ人はいませんでした。そりゃそうです。ちょろっと教育委員会から研修を受けるか、説明されただけでまともな授業に役立つようになど、普通に考えて無理に決まっています。「ナーンダ。ニホンジンッテ、ロクロクエイゴモ、デキナインダァーーー」程度に思って、適当に付き合っているだけのように見えます。 授業中、子供とうまくコミュニケーションが取れなくなると、 「honyarararahonyahonyarahonyarara」 と、担任である私に普通に英語で何か話しかけてきます。私がその早口で訛った英語を理解できないと、怪訝な顔をします。英語圏の人って、なんでこんなに気が利かないのだろうかと、あきれてしまいます。ここは日本です。あなたたちALTが日常の発音・スピードでしゃべるのに教師が答えられるのであれば、ALTなんか必要ないだろうがっ! そもそも、ここは日本です。日本語でしゃべるべきです。私たち日本人が英語圏の国へ行ってあなたたちに日本語でしゃべりかけることがありますか????? ALTに限らず、英語圏の人って、非英語圏の人に、英語が理解できていない事が分かっていても、ベラベラ英語でしゃべってきますよね。英語は国際的標準語ですか??彼らは日本に来てさえも、道を尋ねるのに、英語で聞いてきます。日本人はまたそれにどぎまぎして、ご丁寧に、英語で答えようとする。 英語活動より、愛国心の涵養のほうが先ではないかとさえ、感じてしまいます。愛国心の涵養に抵抗があると言われる方は、せめて国語教育の充実に一票を入れてください(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 11, 2007 04:30:15 PM
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