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カテゴリ:ベースになる論
香山リカさんは、前回エントリーした著書「なぜ日本人は劣化したか」の中で、 「劣化した」と病識を持つことからしか、何も始まらないのもたしかだ。 と、述べられています。 自分が、自分の子が、社会が劣化していると認めることは、自分の中の「不安」を認めることであり、それは重たい作業である とも述べられています。 最近担任した4年生の話。学級会で、
こんな劣化した王子・王女様たちに、高価なクリスマスプレゼントなど、買い与える必要があるのだろうか??と思ってしまいます。
香山さんは、著書のあとがきで、 自分のことを棚に上げ、「これも劣化した」「あれも劣化した」と世間や他人の短所や欠点をあげつらうような作業は気が重い とも、述べておられます。 私も敢えてクリスマスにこのような重苦しい記事を書くのは気が進みません(苦笑)。 それでも、私たちがまず、病識を持たない限り、何の処方も生まれて来ません。だから、まあ、苦笑いしながら、続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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