このエントリー、アップしたての6月6・7日に読まれた方、失礼しました。もともと慎重さに欠けている性格の上に、グタグタで疲れた状態で書いているため、ひどく間違いの多い文章になっていました。これで、3回目の書き直しです。もう少し、きちんと見直してアップするようにします。
団塊の世代が大量に退職をし出して、世代交代が進んでいます。職場の雰囲気も変わりつつあります。管理職の雰囲気も昔とは違ってきています。
昔はとにかく偉そうにしている校長教頭や、なんだか隠居した爺さんみたいな校長教頭が多かったです。教師としての能力が優れているというよりも、出世する能力に長けているという感じの方が出世しているような雰囲気もありました。
それが、だんだんと変わってきて、職員の先頭に立って働こうという姿勢の管理職が増えてきています。
昔は、学級崩壊を起こすと、全部担任のせいにして、「俺が担任だったら学級崩壊などさせない」とうそぶく校長教頭がいたものです。最近はもう、担任時代の記憶を美化して、自分は優れた教師であったかのように語る校長教頭はいなくなってきました。
管理職も世代交代が進み、ずいぶん、現代の担任のたいへんさを理解できるように変化しつつあります。
学級崩壊は10年ほど前からどこの学校でも顕著になってきていたので、50代前半の校長教師は学級崩壊に担任として遭遇した経験がある人が多いのです。以前の校長教頭のように、「右を向け」と言ったら1時間中右を向いているような子供たちと過ごしてきたわけではなく、厳しい状況を経験している人が多いと思います。
それに、「俺なら学級崩壊などしない」なんて豪語していても、担任が2回交代するような事態が発生すれば、次は教頭が担任をせざるを得なくなってきます。実際に身近な知り合いの学校で教頭を担任に登用という事態が3件起きています。2人も担任をノックアウトした子供を任せられるのは、大変な事態です。えらそうにだけ言っていると、そんな危機が降りかかってくることになりかねない現状を、今の教頭は理解しはじめています。
校長だって、いつ、PTAがモンスターPTAに変貌してきついクレームをつけにくるかわからないので、安全圏に身を置いて大きな口をたたいていればいいという時代ではなくなっているのです。
校長教頭が現実を理解し、現実的な対応ができるようになりつつある今、ある意味、学校を変えていくチャンスが来ているのかもしれません。