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Jun 23, 2008
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カテゴリ:時事・世相

先日、NHKスペシャルで、秋葉原の通り魔事件を取り上げていました。途中から見たので全体の流れがどうだったか分からないのが残念です。

NHKのアンケートに対して、「気持ちはわかる気がする」と回答している人が多かった(加藤容疑者のしたことは許せないとした上で)のに、私は不思議というより「ああ、そうなんだな」という感覚の方が強いです。加藤容疑者のように孤独や焦燥、そして狂気に陥る人が出ることは、今の社会ではどうしても避けがたい部分があるのではないかと思うのです。

もちろん、孤独や焦燥に陥ったからといって、 みんながみんな、ナイフを振り回すということではありません。ある人は誰かに救われることもあるだろうし、ある人は自ら転機を見出すだろうし、ある人は鬱に沈むのだろうし、ある人は自殺に走るのだと思います。

加藤容疑者が事件直前に

「ちょっとしたきっかけで犯罪者になったり、犯罪を思いとどまったり」 

と掲示板に書き込んでいたとおり、数%の危うい人のうちの、数%が本当に犯罪や自殺に走るのだろうと思うのです。

NHKは「家族の崩壊」「"派遣"労働の不安」「社会からの孤立」をキーワードに挙げていたようです。

その中で、「"派遣"労働の不安」は、若い人たちにとっては、本当に申し訳ないくらい厳しいものだと思います。派遣制度そのものが全面的に悪いとも思いませんが、都合のよい首切り制度になってしまっているという面は否めません。働くということは、生きていくうえで自己存在感を得る大きな要素ではないかと思うのです。

会社勤めをしている同世代の人たちの話を聞いていると、職場の厳しさに驚かされることがあります。厳しい雇用状態があり、そこにさえ受け入れてもらえない若い人たちが増えていることについて、実に痛々しく思ってしまいます。正社員を続ける我慢ができない人には、「派遣」「フリーター」という逃げ場を社会が用意してくれているわけです。しかし、その逃げ場にはそれほどのそこからの展望があるわけでもなく・・・。

自分が教えてきた子供たちが、そんな逃げ場に足を踏み入れ、動けなくなってしまっているとしたら、実に悲しく思います。実際、そうなっている教え子を何人か知っています。

新学力観(児童中心主義)の下、たくさんの選択肢があるかのように育てられた彼ら。耐性に乏しい彼ら。仲間作りが苦手な彼ら・・・。

とは言うものの、25歳前後世代だけがこう ↑ だと言うのではありません。その後の世代はもっとその傾向を強めています。加えて、「家族の崩壊」という状態は、ここ10年で極めて悪化しています。

このままでは、いきつくところは社会の大崩壊ではないかと思ってしまいます。 私の世代、「宮崎勤-オウム」世代あたりから加速している社会の崩壊は、まだ中盤にさしかかっているぐらいだと思います。終盤へ突入する前に、なんとか手を打っていかなくてはならないと思います。

働くということだけをとっても、私の世代で「ピーターパンシンドローム(大人になれない、なることを拒否、就職拒否)」と「男女雇用機会均等法(男尊社会の崩壊)」が始まっています。そこから「終身雇用の崩壊」「年功序列の崩壊」と、立て続けに起こる変化に、社会が十分に対応できないまま来てしまっているように思えます。世代間の不平等もずいぶんあります。

そういった歪をもろに受けるのが耐性がどんどん落ちていきつつある若い世代であるとすれば、実に悲惨な状況ではないでしょうか。

 






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Last updated  Jun 23, 2008 07:59:05 PM
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