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カテゴリ:時事・世相
PTA活動の様子も変わってきました。 地域によっては、運営する人もなく、PTA活動を廃止している学校もあるようです。 今回は、私の住んでいる地域、、子供の小学校時代の話です。 上の子の役員決めの時は、妻が、 「夫婦とも教師なので申し訳ないけれど役員を外してもらえませんか」 と願い出たとき、旧役員の選挙管理委員の方が、申し訳なさそうに、 「悪いのですけれど、働いていることは、職種を問わず、辞退の理由にはならないんです。」 ということで、仕方なく1年間、時間給をとりながら、PTA活動を続けました。
さて。下の子の役員決めの時のことです。妻は、 「夫婦とも教師なので申し訳ないけれど役員を外してもらえませんか」 と願い出ました。そのときの選挙管理委員の方をはじめ、集まっておられるお母さんたちの反応が異常に冷たく、即却下だったそうです。教師の免除を認めないと言うのは既定路線であったようです。教師バッシングの空気を感じたといっていました。なんか、怖いですね。地域差もあると思いますが、世代差も感じたということです。わずか2年ですが、上の子と下の子の親も、クラスも、ずいぶん雰囲気が違いました。親の世代交代のサイクルも急ピッチです。
ただ、授業時間を休まなくてはならないのは、痛いです。授業を休んでPTAの会議に出ました。私の地域は主婦の方が多く、会議慣れをされていないのか、とりとめもなく、話が長い。会議が終わったら職場へ戻りたい私は、時計をちらちら(ちなみに男は私だけ)見ていました。すると、 「えーそれでは、健全育成部代表がなかなか決まらないので、くじ引きで決めたいと思います。 」 と、選挙管理委員会。代表になどなると、どれだけ授業に穴を空けないといけなくなるか。私はたまらず、 「すみません、勤めている者にもこのようにして例外なくPTA活動に会議に参加せよというのであるのなら、活動を6時以降か、土日、せめて午後からにするようにしていただかないと、とてもではないですが、代表などできません」 と、発言してしまいました。すると、 「えー、午後は幼稚園のお迎えがあるし・・・」 と、誰かが言いかけましたが、さすがに、「はっと」したようです。 それでみなさん、午後や夕刻や土日に集合するも困るようで、なんとか、代表のクジは辞退させてもらえました。私はくじを引かず、昼間の会議にも参加しない代わりに、夜間の補導活動の取りまとめ役をするというところで、話は落ち着きました。これも私が男だったから辞退できたのかもしれません。妻なら、強制的にくじを引く事態になったかも・・・ それぞれに都合があり、 立場があり、守るべきものがあるのでしょう。 特に教師がエライわけでもない。わかっています。一般より休みがとりやすい面もある。そうかもしれません。労働者と言う意味では主婦も含めてみな同等である。確かにそうです。 ・・・それにしても、教師もPTA活動に参加するのが当たり前というのは、さすがに、どうなんでしょうかと思ってしまいます。そのあたりは、護ってもらえてもいいような・・・
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