カテゴリ:ナースの職場
看護職に限らず、昨今、仕事が原因と思われることで体調を壊す人が増えています。特にメンタルヘルスに問題が起こり、休職や退職に追い込まれる人も少なくありません。私の友人に尋ねても、必ずと言っていいほど、部署に1人ならずも休職中の人がいるといいます。ひどい話になると、休職後に復帰してきても、その状況が辛過ぎて自ら命を絶ったという人もいると聞きました。
一体どうしてこんなことが日常的になっているのだ?そう思ってしまう。 2002年には「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」が策定されたが、状況はますます深刻であるとのことで、今年の3月には「労働者の心の健康の保持増進のための指針について」が発表された。 内容についてはここを覗いてみてください。 ↓ 労働者の心の健康の保持増進のための指針について 組織全体の職場の環境改善も大切であるが、一方で、働く人々の意識の改革がとても大切。 個人個人が、風邪引かないような予防、風邪引きそうなときの対処、早く治すこと、自分の変化や周りの人の変化に気づく力があること・・・などの知識を知ることの大切さをつくづく感じています。 これまで私は、メンタルヘルスに関してには、あまり関わらずにキャリアのことに携わりたいと思ってきました。こんな職業をしているのに、精神看護学担当なのになぜ?と思われるでしょうが、本来の私は、そのことにこれ以上深く関わることに自信がなかったのです。でもそれは違うんだなと感じてきました。相談に来てくれたり、職場改善について話をするときに、このことが避けて通れないということもわかってきたのもあります。 そこで、もう少し勉強してみて、私のキャリアについての仕事に活かせたらと思うようになってきました。 周りの環境を変えること、環境を整えることってそうすぐには変わらないのじゃないかと感じています。企業にしろ病院にしろ、その組織の目的や性質を考えた時には、かなり大きな力が必要になります。時間がかかると思いますし、器だけ整えても、ことメンタルなことについては人の心の動きや言動行動がとても重要になると思うからです。 一人一人の意識を変えていくことから始めていくほうが早いのではないかと思います。 とはいえ、どのように活動するのか・・・これからの私の課題かな・・・ 何だか取り留めのない内容になってしまいましたが、皆さんの身体や心が悲鳴を上げていることをひしひしと感じた私の思いを書いてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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