まずはこの動画を見て欲しい。
0勝2敗で迎えた、セルティックスとのGame3。
終盤まで点差のつかない接戦は、残り20秒で同点となった。
そしてセルティックスが勝ち越しの2点を入れ、101-103、残り0.5秒。
この状況は99%負けである。
最後のスローインに備え、セルティックスは身長226cmのタッコ・フォールを投入。
ボールを入れるラウリーは183cm。すさまじい差である。
そして、最後の0.5秒。結末は冒頭の動画の通り。
4戦先勝の対戦において、0勝3敗という状況がどれほど絶望的なものかは説明するまでもないだろう。
完全に勝敗半々だとしても、ここからの4連勝は6.25%。
実際に0勝3敗になったという背景を考えれば、本当の確率はそれ以下だ。
番狂わせの少ないバスケでは、99%終わり――と言ってもいい。
・・・いや、統計上は100%敗退確定である。
NBAの74年の歴史上、0勝3敗から4連勝は一度も無い。
野球にはあるけれど。2004年のレッドソックスvsヤンキースがそうだ。
99%終わったシリーズを、この1本でつないだということである。
0勝2敗からの逆転も、成立したのは6.3%。
ところが、こちらは2016~19の4年間で5回起きている。
そのうちの1回が、昨季のラプターズvsバックスだ。
あり得ない話ではない。ここで再現しよう。
まず、土曜のGame4に勝たなければならない。
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Last updated
2020.09.05 18:54:01
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