いざ、プレーオフ。
頂点の座を争う、真剣勝負のトーナメントが始まる。
トロント・ラプターズ
イースタン・5位 48勝34敗 勝率.585
VS
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
イースタン・4位 51勝31敗 勝率.622
シクサーズとプレーオフで当たるのは、2019年の2回戦以来。
Game7まで決着せず、その最終戦も
残り4.2秒で同点という激戦だった。
そして、ラストターンで起きたのは・・・(⇒
2019/5/12)。
あちらのエースは、当時と変わらずジョエル・エンビード。
今季は1試合平均30.6点で、得点王を取った(アメリカ国外出身としてはNBA初)。
ラプターズで主力を務めるシアカムと同じく、カメルーンから来た選手だ。
どちらもオールスターだが、選手としての格はエンビードの方が上か。
だが、シアカムには優勝の経験がある。
いずれにせよ、このアフリカンビッグマン同士の対決は重要な要素のひとつになる。
相棒だったベン・シモンズが去ったが、代わって加わったのはジェームズ・ハーデン。
ロケッツにいた頃は恐ろしいほどの得点力で相手チームを粉砕した、
"The Beard"である。
前回のジャパンゲームにも来ていた(⇒
2019/10/08)。
他には、前回当たった時は仲間だったダニー・グリーン(⇒
2022/4/07)が今回は相手側にいる。
スコシアバンク・アリーナとの相性のよさを発揮されると厄介だ。
だがその一方で、コロナワクチンを接種していないらしいマティス・サイブルがトロントの試合に出場できない。
3年目(八村と同期)にして、優秀なディフェンダーとして名を上げている選手だ。
いずれにしても強敵だが、他の上位シードに比べれば相手しやすいだろう。
勝ち上がって、2回戦でヒートと戦いたい。
ちなみにレギュラーシーズンの直接対決は、ラプターズの3勝1敗だ。
シクサーズの方が上位なので、フィラデルフィアで開幕となる。
ラプターズにとって、敵地スタートのプレーオフシリーズは2019年のバックス戦(⇒
2019/5/15)以来。
ついでなので軽くチケット販売サイトを見てみた。
3階席でも$300前後、1階席だと斜め方向なら$450、正面向きで$700。
1階席の最前列は$2500、コートサイド$6000、ベンチ裏$7000ってところだ。
これはちょっと手が出る価格ではない・w・;
レギュラーシーズンでいいから、一度くらいは1階席で観戦してみたいが。
こちらはスコシアバンク・アリーナ正面、ジュラシック・パーク。
プレーオフなど重要な試合になると、この広場がパブリックビューイングになる。
Blackも一度行ったことがある(⇒
2019/5/05)。
試合は18時開始。休日なので時間帯が重ならないように4試合が組まれている。
平日では3試合が上限だ。
開始58秒でヴァンブリートが2ファウル、マズい立ち上がりだ。
シクサーズのスリーが好調で、まずは先行される。
ベンチから出てくるジョージス・ニアングのスリーも、レギュラーシーズンの経験から要注意に挙げられる。
1Qを終えて27-35、点差よりもファウルの多さが今後に影響しそうだ。
続く2Qも流れを引き寄せられず、差は広がる一方。51-69で折り返す。
3Qでは一時11点差まで減らしたが、後が続かず。
マキシー38得点は想定外だ。3Qだけで21得点、さらに言えばプレーオフでの以前のキャリアハイは16得点だったらしい。
そして、マズいのは点差だけではない。
バーンズとヤングが戦線離脱、ヴァンブリートとブーシェがファウルアウト。
合計で4人退場、20点ビハインド、敗色濃厚になってきた。
代わりに渡邊が出てきた。髭が十八番のステップバックスリーを放つ・・・がこれは外れる。
この日は1本決めた。
111-131でシクサーズに負けました。
リバウンドとスティールで優位を取れず、ってところだろう。
シクサーズは終盤までターンオーバー1個だけだった。スティール率の高いラプターズにこれは特筆していい。
ビジターだし1戦負けるくらいは想定内だが、戦力面でどうなるか。
バーンズとヤングが次戦以降出場できるかは疑わしい。
フルメンバーでないと一気に厳しくなりそうだが。
※画像引用元
NBA公式Twitter:
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TSN:
https://www.tsn.ca/
First updated 2022.04.18 08:27:35