昨夜の時点での、メジャーリーグの勝敗表。
いろいろとクレイジーなことになっている。
中地区1位のツインズより勝率が高いのに、東最下位のブルージェイズ……一体どうなっているのやら。
「勝ち越しているのに地区最下位」だけでも強烈だったが、さらにその上があった。
もしかして、
「負け越しで地区優勝」とか実現したりする?
日本プロ野球では、負け越しチームがCSに行くと批判意見が出るのだが
もし「負け越しチームがリーグ優勝」が実際に起きたらどうなるだろうか。
ほぼあり得ないが、絶対ではない。交流戦でセパどちらかが大幅に勝ち越せば、可能性はある。
実際、2015年には7月に
「セ6チームが全部借金」が実現した。「セ界恐慌」として話題になった。
ちなみに、日本プロ野球で優勝チームの勝率最低記録は
まずセでは、1973年の巨人が出した.524(66勝60敗4分)らしい。
V9の9年目、最終戦で阪神に勝って優勝を決めた。
その最終戦、
「甲子園で」「勝てば優勝だったのに」「0-9で」「目の前で巨人に優勝を決められた」ものだから
ぶち切れた阪神ファンの大集団がグラウンドに突撃し、巨人ナインは胴上げができなかったという。
パでは1975年に、阪急が勝率.520(64勝59敗7分)で優勝している。
ただし、この時期のパは前後期制を採用していた。
西地区も4位まで勝ち越しているが、これはアスレチックスが大量に貯金を供給しているからか。
勝率2割にも満たないのは、NBAでも年に1チームあるかないか。
こんな目も当てられないドアマットは、そうあるものではない。
アメリカスポーツにおいて、
ドアマットとは極端に弱いチームを意味する。
NPBの基準で言うなら、最下位では足りない。90敗するほど弱いチームでないと、この不名誉な称号はつかない。
2010年前後のセは
「2強2中1弱1問題外」とよくいわれたものだが、その"問題外"のことだ。
さて、シーズンが終わる頃には一体どんなことになっているのだろうか?
そして、こういう思い出も日記として書いて、後で読み返して思い出すというわけだ。