最凶のトレーナー(⇒
2014/3/01)、最凶のダンジョン(⇒
2014/6/21)と来て、今度は
最凶のポケモンだ。
これこそ、USUMが
難しいポケモン作品四天王に入る最大の理由と言えるだろう。
ポケモン巡業2周目・ウルトラムーン。今回が連載8回目になる。
7番目の試練をクリアした次は、
ウルトラネクロズマとの大一番を迎える。
上級伝説を上回る高いステータスに加え、オーラにより
全能力が1段階上がる。
下手なLv100のポケモンより強い。
専用技のフォトンゲイザーは、物理か特殊かステータスの高い方で扱われる。
他には、スマートホーン、パワージェム、りゅうのはどうを持つ。
並大抵のポケモンでは、先制で一撃KOされるしかない。
無策で行けば全抜きされかねない、それほどの強敵だ。
タスキでしのぎつつ、どくどく、やどりぎのタネなどスリップダメージを入れて
あとは回復アイテムを使いまくって乗り切る戦術がまずひとつ。
パーティ次第では、こうするしかないだろう。
だが、
そのような勝ち方なら誰でもできる。正攻法で勝ちに行こう。
主力に立てるのは、
はがねタイプがベスト。相手の技を4つとも半減で受けられる。
ジバコイルなら攻守ともに優れ、非常に頼りになる。
フォトンゲイザーを1発しのいで、まずでんじはを入れる。
その後は他のポケモンを出しつつ、補助技でステータスを削りにかかる。フォトンゲイザーのPPを削るのも狙いだ。
運よくガオガエンのバークアウトが入った。
再びジバコイルを出し、
スペシャルガードと
ひかりのかべを使えば
フォトンゲイザー以外の技は20ダメージ程度に軽減できる。
急所ヒットで突破されないうちに、ラスターカノン連射で仕留めにかかろう。
これなら、正攻法で勝てる。
強敵ゆえに対策も頭に入っており、今回は1度で突破した。
しかしまだ難関は続く。
マツリカの試練だ。
まずはキャプテン達とバトルする。
この時限定で、
前作のトレーナー戦のBGMが使われる。
歴代のトレーナー戦でもトップクラスの名曲だ。
大抵は3体、多くても4体投入で勝てる。
オーラで能力を上げたり、1on2で戦わされるぬしポケモンに比べれば楽な相手だ。
マツリカ、イリマ、スイレン、カキ、クチナシの
5連戦をこなし、戻ってくると本番が始まる。
ぬしアブリボンとのバトルだ。
最後のぬしポケモンにふさわしく、
全能力が2段階上がった状態で登場。
その上で、
ちょうのまいを積んでさらに強くなる。
複数回積まれると手が付けられない。次から次へと先制一撃で倒され続けるだろう。
特性りんぷんがあるため、がんせきふうじやバークアウトなど「攻撃+ステータス低下」の技は通じない。
この攻防一体の要塞を突破する手は、
急所狙いだ。
急所に当たると、そのダメージ計算の瞬間だけ「攻撃側に不利な」ステータス変化が無視される。
ちょうのまいを積まれようと、オーラで上がった分の能力アップも含めて無効化できるわけだ。
投入するポケモンは、迷うことなくジバコイル。
むし、フェアリーともに半減でき、スペシャルガードを使えば防御面はひとまず安定する。
ピントレンズを持たせた上で、
クリティカットを使おう。これで100%急所に当たる。
ラスターカノン1発でKOした。
今回は、恐ろしく強いポケモン2体を突破した。
書いた通り、両戦ともにジバコイルが主軸となった。
攻撃も補助もできる技の幅広さに加え、特性がんじょうを持ち
回復や強化アイテムも併用することで、どんな逆境も切り開く。
そんなジバコイルに、
旅パーティ最優秀ポケモンの称号を与えたい。
続くハプウの大試練もクリアすれば、ポニ島も制覇となる。
あとはポケモンリーグを残すのみ。
【ポケモンウルトラムーン】
#1 8/26(メレメレ島)
#2 9/02(アーカラ島・1)
#3 9/10(アーカラ島・2)
#4 9/16(ウラウラ島・1)
#5 9/24(ウラウラ島・2)
#6 10/01(ウラウラ島・3)
#7 10/08(ポニ島・1)