昨日に続いて、今日のトピックはNBA。
開幕2日目、ほとんどのチームはこの日に開幕戦を迎える。
Blackが本格的にNBAを見るようになって、今年で6年目になる。
トロント在住なので、一貫してラプターズファンだ。
5年前、つまり2018-19といえば、言わずと知れた優勝年。
いい時にファンになったものだ。
その頃のチームはピークを過ぎ、世代交代をひとつして現在に至る。
昨季は41勝41敗の勝率5割だった。
オフの動きは、まずフレッド・ヴァンブリートが退団した。
ドラフト外入団からオールスターまで大成長した、2019の優勝メンバーだ。
あの時のプレーオフでは、子供が生まれた途端にそれまでの絶不調から一転して絶好調になり
ファイナルのMVP投票では1票を獲得した。
今回ロケッツから提示された契約は、3年で1億3000万ドル。
ドラフト外選手としてのNBA史上最高記録だった、前回の自らの契約(4年8500万ドル)をさらに更新した。
これだけの金を積まれたら、ラプターズは対抗できない。
他には、ラプターズ初の地元選手だったダラーノ・バントンもセルティックスに移った。
2年前の開幕戦では、NBA初シュートをハーフコートスリーで決めた。鮮烈なデビューだった。
さらに、優勝監督のニック・ナースHCも退団。
5年間で227勝163敗(勝率.582)と高い戦績を挙げたが、近年の攻撃力不足を改善できなかった。
後任はダーコ・ラヤコヴィッチ。
いくつかのチームでアシスタントコーチを務め、今年初めて正式にヘッド就任となった。
新加入選手で注目は、まずはドラフト13位で指名したグレイディ・ディック。
昨季のラプターズは3Pシュートの成功率が低く、ちょうどシューターが欲しかったところだ。
1年目から出番があるだろう。
他には、デニス・シュルーダーがFAで加入。
ワールドカップでドイツを優勝に導いた実力を、ラプターズでも見せて欲しい。
さて、開幕戦のカードは――
トロント・ラプターズ
RS: イースタン・9位 41勝41敗 勝率.500
PO: 不出場
VS
ミネソタ・ティンバーウルブズ
RS: ウエスタン・8位 42勝40敗 勝率.512
PO: 1回戦敗退
実は、
ホームでのウルブズ戦は
現在18連勝中だ。
2004/1/21を最後に、ウルブズはトロントで勝ったことがない。
ウエスタンのチームとは、年間で2試合しか当たらないため
ホームに来る機会は年に1回のみ。
もうひとつ言えば、ラプターズはこれで
12年連続ホーム開幕らしい。
戦績は昨季までで8勝3敗のようだ。
NBAではどのように開幕戦のホーム開催権が与えられるのかは謎だ。調べてみるか?
チャンピオンは必ずホーム開幕というのはわかるが。
さて、そろそろ試合の時間だ。観る準備も全て完了。
初得点はシアカムのスリー、その後6-0とリードして開始。しかしすぐ逆転される。
ウルブズは最初の10点を全てアンソニー・エドワーズが取った。
2020年のドラフト1位、そしてNBA史上最年少(22歳81日)でスリー600本を決めた、これからのウルブズを担う選手だ。
以降、前半はアヌノビーとシュルーダーを中心に攻め込む。
早々とファウルがかさんだが、相手のシュートが外れて助かる。
途中でディックが登場、しかし2分のみで無得点だった。
残り5分から引き離すが持続せず、53-51で前半を終える。
3Qで一時70-60の10点リードを作るが、これも維持できず逆転される。
決めて欲しいイージーシュートが入らず、どうにも流れがつかめない。
が、少なくとも昨季と比べて弱くなった感はしない。
4Q残り6:22、84-84の同点。
ここからシアカムとシュルーダーがスリーを決め6点リード、一気に優位に。
以降は小さなリードを守り、残り30秒で相手のパスをアヌノビーが弾き
バーンズが決めて、残り19.2秒で6点リード。
ほぼ決まったが、最後まで油断せずに試合を締める。
本日の試合は、
97-94で勝利した。
ホームのウルブズ戦での連勝は19に伸びた。
新入りのシュルーダーは22得点7アシスト、期待通り。
チームオフェンスの面ではこれからに期待しよう。
日程を見るに、今季も序盤戦がきつそうだ。
開幕から1か月の間に、バックス、シクサーズ、セルティックスと2戦ずつ当たる。
いずれも近年ずっとイースタンの上位に入り続けている強豪だ。
勝ちを計算できそうな相手は、東だとウィザーズ、ピストンズ、ペイサーズ、ホーネッツか。
マジックは今季あたり躍進しそうな気がする。
さて、以降は気合い入れて観たい試合がある時は日記にする。
現状まだ候補は決めてないが、これからスケジュールを見て狙いを定めよう。
First updated 2023.10.29 08:05:30