将来を考える日記、3本かかったがこれが3本目だ。
11/02の日記にも書いたが、自分のために実現したい目標があと2つ残っている。
そのひとつは、
10年くらい引きこもって趣味に没頭したい。
実現できるなら、それはきっと最高の余生だろう。
想像しただけで気分が落ち着きそうだ。
……と思ったのだが、
どうやって実現するかを考えだしたら
結果として逆にネガティブ無間地獄に陥ったorz
Blackの場合、思考回路をずっと占有することがあれば
それが何であれ、文章に書くことで落ち着くことができる。
というわけで、書こう。
最大の障壁、それは
住む家の問題に他ならない。
年食ってから独り身で日本に戻ってきて、果たしてまともな家に住むことができるのか?
買うか借りるかは金銭面の事情も含めて考えなければならないが、問題はそこではない。
家の持ち主、もしくは売り手が、僕に対し住むことを認めてくれるかどうかだ。
高齢になると家を借りるのが難しいとは聞くが、すでに問題はそのレベルではない。
30代で、しかも定職についているのに家を借りることが困難を極めている。
これでは先が思いやられるorz
将来的には日本では家が余るだろうという見通しもあるが。
近年になって、
3Dプリンターで作られた家のニュースを何度か聞いた。
これが実用性を得られれば、僕が直面する家問題も解決するかもしれない。
もちろん、住居問題は今でも解決困難な悩みのひとつである。
日当たりや暑さの問題は、もう改めて書くまでもないだろう。
続いて家賃の問題もある。トロントは住む人の多さに対し住居の供給が追いついていない。
が、
安ければいいというわけでもないのもまた問題だ。
あまり住む家のグレードを下げ過ぎると、今度は隣人の問題が浮上する。
安い家では隣人がハズレという可能性も高くなる。
7年間のトロント生活で4軒のシェアハウスに住んだが、とりわけ前の家でこの問題を強く実感した。
トロントに住む限り、今後も住居問題という悩みの種が消える時は遠いだろう。
カナダに移住した理由が自分の要素だけであれば、あと数年のうちに帰るのもありかもしれない。
だが、実際はそうではなく
外的要因もあるので話は複雑だ。
よくて中級でしかないプログラマの僕でも、日本にいた頃の2倍の給料をもらっている。
今後の伸びしろも含め、この差は経済面のアドバンテージを語るのに十分だろう。
それに、僕は日本を変えたい。
今できることといえば、同じように出て行く人を増やすこと。
現状のやり方では落ちて行くばかりだと、日本が方針を見直す気になれば
僕も帰って、カナダで学んだ経験を活かしたい。
もう全てを投げ出したいと思うこともあるわけだが、冷静に考えると上述の問題のほとんどは金で解決できる。
維持費も含めた資金を稼いだ上で、家を買う手がある。
ならば、今この時に投げるのは悪手だろう。
あとひとつ難関を乗り越えれば、給料のいい仕事が手に入る。
そう、転職することができれば。
あまりにも疲れが積み上がりすぎて、そのための気力を絞り出すのにも苦労している。
コロナで停滞していた2年間、次に進むために休む期間と割り切っていたのだが
回復させた気力はこの1年の
住環境問題で全て消費させられ、全く残っていない。
そんなわけで、
今後も綱渡り人生が続く見通ししかない。
こういう時に、話を聞いてくれる人がいるといいなとは思うのだが。
今年前半の家探しの際には、親にも話を聞いてもらった。
しかし、やはり僕は1人の時間をメインに置きたいというのも正直なところであり。
1人だからこそ得られる自由と安らぎが手の届くところに無いと、確実に窒息する。
それを手放すのは、どうしてもできそうにない。