しばらく前からだが、行き止まりに迷い込んでいるような気がする。
果たしてこの生き方、働き方でいいのか?
今度こそようやく勉強が軌道に乗り始め、5月あたりから毎日1~2時間を勉強に充てている。
コロナやハズレ家による停滞を終わらせ、もっと生活レベルを上げる。
そして、このカナダ生活をさらに意義深い物にしたい。
まずは英語、次に専門の勉強をするつもりだ。
しかし、新たに悩みが浮上した。
このままWebプログラマを続けるべきか、続けることができるのか?
仕事として、食い扶持仕事として割り切るのなら、好きと言える。
プログラミングはいいぞ、曖昧なことなんかなく書いた通りに動いてくれる。
僕が変な書き方をしていれば、忖度なんかせず指摘してくれる。
そこに嘘も建前もない。最高ではないか。
だが、それは仕事としての範疇に留まる。
プライベートの時間を使ってまで何かを作りたいという域には達していない。さらに言えば作りたい物が思い浮かばない。
この中途半端な"好き"で続けるのが正解なのか、そしてそれが可能なのか?
そして伝え聞くは、北米IT業界の就職難。この影響で悩みが2倍になった。
転職するにもハードルが大幅に上がっているようだ。
ただでさえ面接が苦手過ぎて、選考に通るイメージが出てこないというのにorz
さらに、昨年の引っ越しに5か月かかったことが面接アレルギーを余計悪化させた。
ワークビザにおいて優遇職になっているのだから、実際に人手が不足していたのは確かなんだろう。
ならば、転職活動でも足りない部分を勉強で埋めれば勝負はできそうだ、と以前までは考えていた。
しかし、状況が変わってきたようだ。
AIの影響で需要が減り、対して英語圏という環境はもとより人も多く、逆に供給過多になってきたという。
"好き"よりも"得意"を仕事にするという観点でなら、IT系に来たのはある程度正解だっただろう。
(日本でだが)CS専攻の修士を取っており、専攻と業種も一致する。カナダで永住権を得るための決定打にもなった。
実際、プログラミング自体は多少は得意だという自信はある。
何より、最初に人ありきの商売よりも物作りの方が向いているのは間違いない。
どうにも人に興味が向いてこない、根っからの内向型だ。
"得意"で始めた仕事が"好き"になればいいのだが、僕の場合は上述の通り。
あるいは、これが「"得意"を仕事にする」という路線の限界か。
もし別業種に移るなら、工芸に興味がある。
これまで学んだWebサイト作りと英語を特技として使えれば、さらにいい。
永住権を持っているのだから、カナダで別業種に行くのも理論上は可能だ。
といっても、その場合に進む道の手がかりは現状ほぼ無いが。
そしてさらにもうひとつ。
この年齢からあと何年か挑戦して、もし失敗したら戻る場所はあるのか?
戻るとしたら今が最後かもしれないと思うと、挑戦する意志を鈍らせる。
このまま進んでいいのかを悩んでいる今の僕に、背水の陣を敷くという方針は悪手だろう。
そんな感じで毎日悩み、気分が重い今日この頃だ。
しばらく前から地道に勉強は続けているのだが、勉強すらも逃避にあたるのかもしれない。
自分の興味や動機を追って、ここまで来た。
大学で専攻を選んだのも、海外就職を試したくてカナダに来たのも。
正解をたどるのではなく、僕が歩く道を正解にする……そう決めたはずなんだけど。
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Last updated
2024.09.09 12:53:54
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