トロントのレストラン巡り、第102回。
ようやく今年に入っての初回を投入できる。
途中で3週間ほど日本に帰っていたとはいえ、第100回(⇒
2023/10/09)から5か月も過ぎるとは想定外だった。
新年1発目ということで、店とメニューの選定には相当難航した。
これまでに食べたことのない味、しかしハズレではなさそうなものとなると候補が限られる。
迷いに迷った時、
P.J. O'Brienに行こうと思い立った。
今から7年前、第2回のレストラン巡り(⇒
2017/5/19)で行き先に選んでから
Blackの選ぶ、一番好きな店であり続けている。
今回はそれから100回を上乗せした102回目、ちょうどいい。
P.J. O'BrienのWebサイトはこちら。
いつの間にか、しばらく利用不可だったメニュー表も更新されていた。
https://pjobrien.com/
今回のオーダーは、
Grilled Atlantic Salmon。
読んで字のごとくなので、写真から入る。
シンプルな味の焼きサーモンだ。
大西洋に面した国なら、アイルランド以外でも食される料理だろう。
トロントのレストランでも、メニューに入っているのを見る頻度は高い。
多くのアイルランド料理と同様、食べると気分が落ち着く。
その一方、緑色の
ケーパーソースは刺激的な辛さで食欲を引き立てる。
これは今までに会ったことのない味だ。
ブラックペッパーを加えてもおいしい。
付け合わせの野菜は、ポテト、ニンジン、アスパラ、キャベツ、ブロッコリーの5種類。
季節によって変わるらしい。
ポテトは大抵のアイルランド料理に出てくる、ような気がする。
ボリュームはそれほど大きくなく、無理なく食べ切れる。
でもって、この店に来たからには定番の
アイリッシュ・コーヒーを飲む。
アルコールとコーヒーの苦さと生クリームの甘さが隣り合う、不思議な味わいが特徴だ。
今日はあふれるほどのクリームが乗ってきた。砂糖も追加しよう。
価格は――メインは$29と、この店では高い方に入るメニューだ。
コーヒーが$10で合計$39、税チップ込みで$51。かなり高くついた。
これが、2024年最初のレストラン巡り日記だ。
今年もまた、おいしい味とたくさん出会いたい。
世界中どこの料理でもありそうなトロントで、気になった味をいくつも手に取ってみよう。