先週に続き、今週もレストラン巡り日記を書こう。
これが第113回になる。
本日の目的地は、
Bandit Brewery。
地下鉄Dundas West駅から少し南にある。
505番か506番のストリートカーでも行けるが、予想外に時間がかかる場合も。
地下鉄2番線が通るBloor Streetより南だが、ここまで来ると雑多な下町の雰囲気だ。
そんな住宅街の中に、このビアレストランはある。
ドイツのビアガーデンをイメージしたように、敷地の半分ほどが屋外席だ。
店舗ウェブサイトの写真によると、冬は屋根と壁が付くらしい。
https://www.banditbrewery.ca/
このレストラン巡りでは、酒を置いている店に来ても飲むかどうかは時による。
むしろ飲まない時の方が多いだろう。店で飲むと高いので。
が、
今日は飲むと決めてきた。
ウェブサイトには飲み物のメニューは掲載されていないため、店に入ってから決める。
これは結構迷わされる。ひとつに絞れない。
ならば、複数飲めばいい。
この店では
Flightを提供しており、5oz(約140ml)のビールを4種類オーダーできる。
左から順に紹介しよう。
まずは、
Hoppelganger。メニュー表の一番上にある、クラシックなビールだ。
味も直球なピルスナーだ。日本ではこの種類が主流という。
次は
Mr Pink。名前通りピンク……と思ったが赤寄りのピンクだ。
スイカとハイビスカス、オレンジピールが入ったペールエール。
アルコールの苦味に、強めの酸味が加わる。
3杯目は
Dew Galaxy。マンゴーとトロピカルフルーツが入った、不思議な味わいがするDouble IPA。
文章では説明しにくい奥深さを感じる味だった。
アルコール8.2%と、ビールにしては強めだ。
そして、一番右は
Cappucino Stout。
名前通りカプチーノが入ったスタウトで、さらにチョコレートの原料でもあるカカオニブの風味も加わる。
アルコールとコーヒーの苦味が重なる、とても重厚な一杯だ。
そしてカフェインの効果か、
酔っているはずなのに目が覚める。
今回これが一番気に入った。
図らずも、
左から右に重厚さが増していく並びになった。
食べ物は事前に決めてきた。
トリュフとキノコのリゾットだ。
じっくり炊いた米と、チーズにキノコの組み合わせは絶品。
ボリュームは少なめに見えるが、食べてみると思った以上に重みがある。
時々ビールを飲みながら、じっくり味わった。
価格は、まずリゾットが$24。
ビールフライトはこの店では均一価格ではなく、組み合わせによって変わる。この4種類だと$15.25だ。
合計$39.25、税チップ込みで
$51とした。
この店には
ショップが併設されており、各種ビールを缶で売っている。
ただし、レストランとどちらか一方にしか無い物も。
さらには何種類かのグラスや、帽子にトートバッグなどのグッズも。
いずれも、写真1枚目のグラスと同じ
ロゴが入っている。かわいい・w・
土産によさそうだ。候補に入れておこう。
店の看板をカメラに収めて、今回のレストラン巡り日記は終わりだ。
さて、次はどこに行こうか?