世界のおいしい料理70選・1
今日は、MSNニュースで面白そうな記事を見つけた。Tasty plates: Delicious dishes loved around the worldStory by loveFOOD Staff, 2024/2/07https://www.msn.com/en-ca/travel/tripideas/tasty-plates-delicious-dishes-loved-around-the-world/ss-BB1hVw9R?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=887368709c4e426fba4d460faad5015a&ei=11言うまでもなく、各地の名物料理を食べるのは旅の楽しみのひとつだ。Blackも70日間ヨーロッパ一周で、そしてこのトロントで、いろいろ食べてきた。昨年紹介した、世界各地のタワーについて書いた記事(⇒2023/9/21、9/23)と同様に食べたことがある料理なら、なおのこと他の人がどのように紹介するか興味がある。その方針で読みたい記事が、MSNニュースで何本も見つかった。これは、シリーズ化する価値がある。もちろん勉強の一環にもなりそうだ。全部は長くなり過ぎるので、Blackが食べたことがある料理、行ったことがある場所を中心に選ぶ。これをこのシリーズでの基本方針としよう。写真は元記事からの引用と、Blackの手持ちの両方を掲載する。なるべく両方が揃うようにしたい。今回の記事に関しては、旧版にあたるこちらの記事もある。日本語に訳すと「世界の有名な料理60選:あなたはいくつ食べた?」という。We've found the world's 60 most iconic dishes: how many have you tried?Story by loveFOOD Staff, 2023/10/16https://www.msn.com/en-ca/travel/tripideas/we-ve-found-the-world-s-60-most-iconic-dishes-how-many-have-you-tried/ss-AA1ijsrf?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=f93906e6adf744f19c6ea32a27fd09e7&ei=10当初はこちらをベースに読んだが、日記を温存しているうちに新版が掲載された。順番は新版の記事に従うが、テキストは旧版に則るものとする。あらかじめ言っておくと、食べたことがあるのはちょうど4分の1にあたる17種類。一度に4~5品ずつ、日記4本を使って書く。では、今回の記事を訳そう。|・w)っ[70. ファラフェル(中東)]This round, deep-fried patty of ground chickpeas, herbs, spices and onions makes for a tasty veggie treat. Falafel has a thousand-year history, probably hailing from Egypt, where it was eaten as a substitute for meat by Coptic Christians during Lent and was made with fava beans. The dish later migrated towards the Levant, where it took on its current chickpea form.ひよこ豆、ハーブ、スパイス、玉ねぎで作ったこのコロッケは、おいしい野菜料理だ。ファラフェルは1000年の歴史を持つ、おそらくはエジプト生まれの料理でコプト教会の信徒が、そら豆で作ったファラフェルを肉の代わりに食べていたという。この料理は後にレバノンに伝えられ、ひよこ豆で作る今日のファラフェルが完成した。肉を使わない、ベジタリアンでも食べられるコロッケだ。トロントではサンドイッチ店のTut'sや、中東料理店のOsmow'sなどで食べられる。後者はライスにファラフェルを乗せたプレートがおすすめだ。|・w)っ[58. ウィーナーシュニッツェル(オーストリア)]A thin, pan-fried veal cutlet that has been pounded, salted and rolled in a crust of flour, eggs and breadcrumbs, the wiener schnitzel is a Viennese speciality. The key is to shallow-fry it swimming in clarified butter or lard so it goes a lovely golden yellow all over. Modern versions also use pork instead of veal and the meat is served with boiled potatoes.薄くパン粉で揚げた子牛肉のカツレツは、ウィーンの名物料理である。澄ませたバターかラードで、金色に焼き上げるのが鍵だ。現代では代わりに豚肉を使ったり、ゆでたポテトを付ける。元記事ではオーストリアの料理として紹介されているが、ドイツでも多く見かける料理だ。トロントでも何度か食べたが、写真は70日間ヨーロッパ一周の時にベルリンで食べた物を(⇒2016/6/27)。見ての通りボリュームがすごかった。皿の直径は目測で30~35cmか。|・w)っ[55. クラムチャウダー(アメリカ)]Creamy clam chowder is arguably Massachusetts' finest dish, and can be found in home kitchens and restaurants throughout New England. Made with clams, potatoes and crushed oyster crackers, it's a flavourful and hearty meal that's popular year-round. The most famous place to eat it, Legal Sea Foods in Boston, began life as a market frequented by Julia Child, and has been cooking up perfect chowder for decades.クリーミーなクラムチャウダーは、おそらくマサチューセッツで最も見事な料理で、ニューイングランドの家庭やレストランで出される。二枚貝、ポテト、そして砕いたオイスターで作られ、風味でいっぱいの温かい料理は1年中人気がある。最も有名な場所はボストンのLegal Sea Foodsで、頻繁に市場が開かれるその場所では、何十年にもわたって完璧なチャウダーが料理されている。はっきり食べた記憶があるのは最近、今年の両親とトロント旅行でだが(⇒2024/4/26)。早くもまた食べたいと思う料理のひとつだ。ただもちろんサイドメニューになるので、メインと同時だと食べ切れるかの問題が気になってくる。|・w)っ[51. プーティン(カナダ)]It might not be a looker, but this Quebec dish is certainly delicious, and is now not only popular across Canada and the northeast of the US but further afield too. Comprising fluffy-on-the-inside, crunchy-on-the-outside French fries, and thick, rich and meaty gravy, poutine is elevated to a culinary event by the addition of cheese curds. These small, solidified white cheese bites retain some of their shape under the heat of the gravy.おいしそうに見えないかもしれないが、しかしこのケベック料理はカナダや北西アメリカに留まらない有名な料理である。中はやわらかく、外はカリカリのフレンチフライに濃厚なグレイビーソースで構成された料理はチーズカードを加えることで完成する。この小さく固まったチーズは、グレイビーの熱の上でもある程度の形を保っている。カナダで有名な料理のひとつで、ケベック州以外でもあちこちで見かける。マクドナルドでも、フライドチキンをプーティンにアップグレードが可能だ。ただハイカロリーなので、頻繁には食べられない。2019年の両親とトロント旅行の折にも、これは食べる候補から外した。|・w)っ[48. ビリヤニ(インド)]A celebration of spices and rice, biryani's origins lie with the Muslims of the Indian subcontinent. Today, endless varieties of biryani exist, depending on the region where it's cooked and the cook who makes it, but the basics - rice and an assortment of spices - remain untouchable. You can make yours with meat or skip it for a vegan or vegetarian treat.スパイスとライスの共演、ビリヤニのルーツはインドのムスリムとともにある。今日、ビリヤニの多様性は際限なく広がっており料理人や地域によって異なる味を見せる。しかし、スパイスとライスという基本は変わらない。肉を入れることも、ヴィーガンやベジタリアンのために入れないこともできる。一言で言えば、インドの混ぜご飯である。カレー屋に置いてあることもあり、その場合は大体カレー味だ。肉、野菜、魚介類など、使われる食材は料理人によって大きく変わる。ぜひとも米は長粒種(バスマティ米)で食べたい。まずは5品。ウィーナーシュニッツェルは70日間ヨーロッパ一周で、他はトロントに来てから出会った味だ。これだけでも、僕が旅に出て得た経験を実感できる。旅をしなければ出会えなかっただろう味ばかりだ。そしてさすがはニュース記事というべきか、写真のクオリティの高さ。眺めるだけで食欲が止まらなくなる・w・こんな感じで、残り12品もテキストを訳してみよう。【英語記事を訳すシリーズ】・2019/1/29 誰もがよくやる23の文法ミス・2023/9/21 一度は上りたい世界のタワー特集・1・2023/9/23 一度は上りたい世界のタワー特集・2First updated 2024.08.25 23:42:56