ここのところ仕事がヤマ場だったので、2週間も書き込みが空いてしまいました。ひと段落したので、三連休は普通に休もうかと思います。そんなことで今日は1か月に1回くらいは行っている日帰り温泉で、いつも指名するボディケア(マッサージ)の年配のおばさんに1時間じっくり揉んでもらいました。華奢な体なのに力強く、ツボにもしっかりはまるので毎回満足しているところです。
ところで、日帰り温泉のサウナ室内のテレビで、渡哲也と竹下景子が夫婦役でその娘役で上戸彩が出ている「結婚」というドラマの再放送?をやっていました。竹下景子が姑で娘の結婚式にああだこうだと文句を言っているシーンが大半(竹下景子が姑役とはある意味隔世の感です)だったのですが、このドラマや「渡る世間は鬼ばかり」とか嫁姑の争いっぽいのが中心のドラマって、見ていてどこが面白いんですかね。前から思いますが、こういう愚痴ばかり了見の狭いセリフの羅列を聞いているだけで不快な思いをいつも感じてしまいます。
このシーンを見て思ったのは、ちょうど昨日でしたか、政府が実質「デフレ宣言」をしたというニュースを思い出しました。どこが関係あるの、といわれるかもしれませんが、嫁姑の争いの文句ばっかり言って何もやらないような非生産的なセリフや、政府のややネガティブなああいう宣言で、結構人の心理的な面を萎えさせるところで共通しているように思います。「デフレ宣言」のほうは、ここ半年以上の消費者物価指数がマイナスになっていて、これが物価安→企業業績悪化→給与減→消費減退→物価安と、デフレスパイラルという悪循環になって、景気がさらに低迷するという論理にもとづいて、政府も対策を強化しないといけないということを明確にしたということですが、「デフレ」「不景気」などの言葉が強調されすぎると、さらに人間の心理をネガティブにしてしまうわけです。
今、世の中では「事業仕分け」をやっていますよね。あれは画期的なものだと思います。今までの日本は、既得権益に群がる自民党的集団が余計な規制をしたり、不要な天下り法人を間に入れていたことで結果として経済活動結果のベースになるGDPの中にそれらが加算されたり為替(円)が高く評価されるので、たまたま一人当たりGDPが世界一だったというだけで(今はシンガポールなどより下ですが)、そもそも日本の実力はその程度だったんではないかと。今は、本来無駄だったものが事業仕分けや規制緩和でなくなっている過程にあるのではないかと思います。あと、消費者物価指数とか景気動向のベースになるいろいろな指標も、時代に合わせてもっと変える余地があるのではないかとも思ったりします。
事業仕分けだけで全部すむわけではありませんが、政府のほうも無駄をとったうえで数年後のV字回復、持続的成長を達成するために今作業を始めたばかりなので、期待をしてほしいというような、もっとポジティブなメッセージを出したほうがいいんじゃないかと思います(オバマ大統領だったらそう演説しそうです)。人間の心理などはそれだけでだいぶ変わるところはありますし、自民党やマスコミも批判ばかりでなく、そういう工夫をしたほうがいいんじゃないですかね。年末になるとまた「派遣村」のニュースなどが大々的に扱われ、また心理的に暗いイメージを与えそうなところもありますが、バランス良く前向きなニュースも伝えてほしいものです。姑の小言ならまだしも、野党の非生産的な文句や、悲観的な与党の予測などは、ここ数年くらいは最小限にしてほしいものです。
そんなことで、明日は2週間ぶりに日本経済復活、内需拡大に貢献するため、中距離遠征に出かけてまいります。。
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