今日の道の駅めぐり耐久レース
今日の耐久レースは少々短めで全行程300kmちょっと。時間も出発から帰宅まで10時間くらいでした。道の駅めぐりというより、その他のところの方がメインでついでに道の駅といった感じになってきました。 これは群馬県みどり市(旧笠懸町)にある岩宿遺跡。左の山の中に発掘現場があります。右側は遺跡に関する展示をしている岩宿博物館。ここは日本にも旧石器時代があったということを証明するもので、戦後発掘が行われたそうですが、それまでの日本には旧石器時代がないという定説を覆す重要な発見だったということです。最近遺跡に目覚めたかもしれません(先週と先々週には「さきたま古墳」「登呂遺跡」に行きました→日記参照)。これは道の駅「くろほね・やまびこ」。伊勢崎方面から日光方面へ向かう途中の渡良瀬川沿いにあります。ここは確か3回目の訪問ですが、前に来たときは黒保根村、今は桐生市の一部になっています。 これは「富弘美術館」(みどり市・旧東(あずま)村)。完全に美術館なんですが、道の駅としても認定されています。ここは星野富弘さんという方の作品を展示しているところですが、星野氏は事故に遭って体が不自由になってから、口に筆をくわえて絵と文章を書くようになり、とてもやさしい絵と心に響く文章を書かれています。相田みつお氏にも通じるところがあります。山奥の美術館というのに、かなりの人でにぎわっていました。私は全然知らなかったのですが、人気のある方のようですね。確かに星野氏の文章には癒され、感動するものも多くあります。一風変わった道の駅としてもお奨めしたいところです。ちなみに右の写真はこの道の駅の横にある「草木湖(草木ダム)」。これで群馬県の道の駅は18ヶ所すべて訪問したことになります。次は足尾銅山。道の駅ではありませんが、今日の目的地としたところです。群馬側から日光方面に向かって栃木県に入ると旧足尾町に入ります(今は日光市)。ここは江戸時代1600年代に銅の採掘が始まり、1973年まで銅山として稼動していたそうです。明治維新から戦前の日本経済を支えたところではありますが、「足尾鉱毒事件」としても有名なところです。今はかつての銅鉱が観光地として見学できるようになっています。 左のようなトロッコに乗って坑内に入ります。長く乗るのかと思ってちょっと期待しましたが、これに乗って入れるのは入口から100mくらいのところまでです。中は右のようになっていてひんやりとしてました。昔の採掘の様子などが蝋人形のようなものを使って展示されています。坑道の総延長は1000km以上あり、東京から博多くらいまであると言っていました。大したものです。これは道の駅「どまんなかたぬま」。日本の経度・緯度の真ん中のラインがクロスするのがここだそうです。少し前までは栃木県田沼町だったはずですが、今は佐野市の一部になっています。前出の「みどり市」などもそうですが、市町村合併で昔の名前がなくなってしまって特徴のない変な名前になったところも多いですが、合併前の名前が唯一道の駅に残っているともいえます。最後に行ったところは「佐野プレミアムアウトレット」。御殿場にも同様のものがありますが、テーマパーク的大規模アウトレットショップの集合体です。アウトレットといっても、貧乏性の私には高いものばかりです。夏用のサンダルでも買おうかと思ったら、4割引きくらいで9000円以上したので、サンダルにこれだけ払うのは馬鹿馬鹿しいと思ったのであっさりやめました。そんなことで道の駅だけでなく、150km圏内にもいろいろ見所があることに改めて気がついたりしています。最後までご覧いただきありがとうございました。人気blogランキングへ中国BLOGGER人気ランキングよろしくお願いします。