両神・小鹿野・武甲山・茂林寺・佐野厄除大師
さて、先週の日曜日は埼玉県の秩父の西奥、小鹿野町方面に行ってきました。最初の目的地は道の駅両神温泉・薬師の湯。小鹿野町旧両神村にある道の駅併設の日帰り温泉です。いきなりですが、風呂上がりのかき氷とゆで卵。このかき氷は「毘沙門水」という源水から作られた氷でできています。ゆで卵もその美味しい水で茹でたと書いてあったかと。こちらが道の駅。山奥です。北西方向へ抜ければ群馬県という位置。次はちょっと北上し、道の駅龍勢会館。今は秩父市ですが、前は吉田町というところで、明治の自由民権運動のころ、ここの農民が政府に対して起こした武装蜂起「秩父事件」で知られるところ。その関連の展示もあります。このあたりは「日本ジオパーク」にも指定されています。これまであまり知りませんでしたが、秩父周辺は日本の地質学発祥の地ともいわれているようで、いろいろな時代の地層が交錯している場所でもあり、化石も数多く見つかっています。確かに長瀞などを見るとそんな印象を受けるし、あとで出てくるセメント露天掘りなども関係してますね。その流れで「おがの化石館」というところに行ってみました。これはカバにちょっと似た「パレオパラドキシア」の化石。1500万年前の海辺に生息していたそうです。三葉虫とかウミユリとかの化石。裏山に地層が見えているところがありますが、あのあたりから化石が出土するようです。アンモナイト。壮観ですね。化石館はこんな地味な建物でした。秩父市内に向かうところ。正面に武甲山。武甲山からは良質な石灰石がとれるので、山容が変わるレベルで露天掘りされています。「ブコーさん」というゆるキャラもいる秩父の売り。 さて、ここからは今日。館林の茂林寺に来てみました。ここは分福茶釜で有名なので、タヌキが境内に多数並びます。ご本堂。そのあとは栃木県に入り佐野厄除大師。境内には地元の英雄ともいえる、足尾鉱毒事件告発などで活躍した田中正造翁のお墓も。ご本堂。もう厄除は関係ないかと思っていたのですが、男性は61歳というのがまだあったんですね。そう遠くない将来の話になってきてしまいました。このブログのタイトルは今「アラフィフ」ですが、あと3年経つと「アラカン」になってしまいますし。。大師前のラーメン屋で佐野厄除ラーメンで昼食。その後渡良瀬遊水地のほとりにある道の駅きたかわべ。ここは埼玉県ですが、群馬県・栃木県・埼玉県・茨城県の4件の県境が複雑に接しているところでもあり、カーナビがいちいち「○○県に入りました」というのが楽しかったです。前に渡良瀬遊水地に来たのは真冬だったので、だいぶ景色が違います。さて、来週の三連休はちょっとばかり遠目の遠征予定です。くそ暑くなければよいのですが。。