テーマ:●食べた物の画像♪(86536)
カテゴリ:紅茶・コーヒー
緑茶、黒茶、黄茶、白茶、青茶、後発酵茶など分類されているお店で、さらっと「レッドティー」と言われて何かと思えば、紅茶でした。
オープニングセレモニーの様子を書き続けてきたシンガポール発高級ティーサロン TWG Tea 自由が丘 ですが、実際にオープンしてからも行ってみました。 2010年 5月27日 お客さんが写りこまないように、トローリーの裏から お昼を少し過ぎた頃。座席はほどよく埋まっていて、女性二人連れ、女性一人、男性客を含む数人のテーブルなど、色々な需要がありそう。 注文後に「これ、いいですか?手元に置いておいて」と言って、じっとお茶のメニューに見入るおひとりマダムも。 その理由は、すぐにわかりました。 どのお茶にするか、決めるまでかなり迷いました! 何故なら、メニューにはインド、セイロン、中国等々国別に、またオリジナルブレンドティーや「朝に最適」「日中に最適」などシチュエーションにあわせて茶葉が分類されてはいますが、個々のお茶がどんな味・香りなのかの説明は全くありません。 例えば「朝」。 イングリッシュブレックファストティーは想像がつくとして、ブレックファストズールーティー、シンガポールブレックファスト、ロイヤルブレックファスト、パリ…、ニューヨーク…など、名前を見ただけではどれが何やら。 では、どうやってお茶を選んだらよいのでしょう? お茶のメニューは名前のみで説明なし 『ナポレオンティー』 スタッフは、会話の中からお客さんの好むお茶を探り出してすすめ、お茶選びをお手伝い。特にソムリエのようなお茶の専門家もいますので、詳しく聞きたい時はその人に。 といっても、何が飲みたいのかを上手に伝えるのは意外と難しかったですよ~。 お店に入った時点では、食べてみたかった『シンガポールサプライズ』というタルトに合う紅茶で、何かお店のおすすめの、他ではいただけないオリジナルブレンドを、と思っていました。 ところがそれが難しい。 「お店のおすすめ」はこれ、と提案型というよりは、どういうお茶が飲みたいのかを丁寧に探ってくる方式。 だいたいの希望を伝えた後は、こんな香りのものはいかがですか、と大きな黒い茶筒(瓶?)を一つずつ持ってきて、香りを試させてもらいます。 いくつかの香りを同時に比べるのではありませんので、せっかく持ってきていただいた茶葉でも、イメージと違うとそのように伝え、また別の茶葉をということになります。 「蘭の花のような香りはいかがですか」「いえ、それはちょっと(好みと違います)」 …のような会話が繰り返された後、どんな紅茶がお好みですかと聞かれるので、つい普段はミルクティーにするような強い紅茶が好きと伝えます。 すると、アッサムやニルギリ、ディンブラなどはいかがでしょう、と、ミルクティーにあう茶葉をすすめられますが、そのあたりはよく飲んでいる茶葉ですのでパスを。 『シンガポールサプライズ』 一切れは、かなりのボリューム あちらも困ったと思いますが、私もそろそろ決めなくては、と少し焦りが出てきます。 そんな時に、『ナポレオンティー』はいかがでしょう、との声が。 あ、それは面白そうと頭の片隅が反応。 ネーミングって大切ですね。 どうしてナポレオンという名前がついたのか、今思い返してみると肝心な所を聞き逃してしまいましたが、これはキャラメルティーの一種だそうです。 単一のフレーバーであるソロティー(バニラティーやパッションフルーツティーなど一つだけの香り)の中にもキャラメルティーはありますが、それがキャラメルだけの香りなのに対し、ナポレオンティーは更に香りを少し足してブレンドしているそうです。 「他に、グリーンティーをベースにしたポロクラブというキャラメルティーもあります」との説明も。 それにも心惹かれましたが、この時は緑茶よりも紅茶が飲みたかったので、ナポレオンティーに決定♪ ふぅ。ようやく決まりました~。 『シンガポールサプライズ』 550円 『ナポレオンティー』 800円 一人の接客にこんなに時間をかけてもらっていいのかな?と思いましたが、他のお客さんがお茶を選ぶ様子を見るともなく見ていると、やはり同じように茶葉が決まるまでにかなり時間がかかっていました。 このお店は、これでいいのね。 「コーヒーにします?紅茶にします?」「じゃ、紅茶で。」という世界とは異なる空間。贅沢な時間の使い方です。 ナポレオンティーは、注いだ瞬間にキャラメルの香りがパ~ッと華やかに広がる着香茶。 ミルクを入れて飲む場合でも、私は最初の一口だけはそのままいただきます。 一口…。もう一口。おや、わかりやすい香りとさっぱりとした口当たり。もう一口。 …と、しばらくストレートで飲み進んでしまいました。珍しいことです。 『シンガポールサプライズ』 さて、オープニングセレモニーの時から気になっていたタルト『シンガポールサプライズ』。TWG Teaシンガポールで一番人気のスイーツです♪ 登場した一切れを見て、最初に思ったのは「でかい」。 …上品さが出ない感想ですが、「大きい」というよりもこの方がぴったりくる雰囲気。 アメリカンケーキのボリュームとはまた違った、存在感です。 ところがところが。あっさり完食。 タルト生地はしっかり硬め。切り方を間違うと、カチ~ン!とお皿が音をたてて切った部分がふっとんでいってしまうような硬さです。 ここはザクザクッとナイフを立てて切ります。 レッドティー(紅茶ですね)のバニラブルボンで香りをつけたカスタードクリームは、とろ~っととろけ、食べにくいものの、とても美味しい♪♪ たくさん入ったフランボワーズ(ラズベリー)との相性も抜群。 バニラビーンズで直接バニラの香りをつけるのではなく、バニラの香りのする紅茶を使って間接的にほんのりバニラの香りを漂わせる所が奥ゆかしい。 表面はブラウンシュガーでカリッとキャラメリゼしてあり、軽やかに音を添えます。 とろ~りん、ザクザク。とろとろ~ん、ザックリ。 最後に残るのはこのガリガリザリッ!とした食感。 TWG Tea自由が丘 店内 黄色い缶の並ぶ奥の方はブティックで、茶葉などを販売。 トローリーの中に、その日の生菓子が並びます フィリップ・ラングロワシェフのお菓子の飾りつけは、その日のインスピレーションで。 カットされたケーキを見ると、やはり大きいですね。 『苺タルト』 一人でこの空間を楽しみました。 お会計は、席で。頼むとレシートを持ってきてくれますので、座ったままお支払いを。 スコーンは、お土産に買うこともできます。今のところバラ売りはなく、3個で525円。 日によっては売り切れてしまうこともありますのでご注意を。 TWG Tea自由が丘 (ティー・ダブリュ-・ジー ティー自由が丘) 東京都目黒区自由が丘1-9-8 03-3718-1588 営業時間 11:00~21:00 オールデイダイニング(L.O.20:30) ティータイム 14:00~17:00 ブランチ(週末のみ) 11:00~15:00 定休日 なし(特別休業:1月1日) 東急東横線 自由が丘駅 南出口徒歩0分 駐車場 なし TWG Tea自由が丘 オープン 目次 へ お茶選びは楽しくも時間がかかりそう★と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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