カテゴリ:韓国 '10真夏
真夏の午後、ソウルの南大門市場(ナンデムンシジャン)は、思わず写真を撮るのも忘れるほど人がひしめき物であふれ、大変な熱気を放っていました。
食べ物やさんが所どころにありますが、特に人だかりがしてひときわ賑わう、行列のできるお店がありました。 何を売るお店なのか興味を持って近づいていくと…。 2010年8月17日 15:30頃 南大門市場(ナンデムンシジャン) ソウルの面白さの一つには、町によって雰囲気がガラッと変わるところがありますね。 高層ビルの一流ブランドショップの横に、突如として現われる市場の建物群。 若者ファッションのブティックやコスメのお店が集中する明洞(ミョンドン)は、ハングルと英語が混ざり合った繁華街でしたが、すぐお隣の駅にある南大門市場で目につくのは、ほとんどハングル(漢字も少々)。 店頭にぎっしり商品が並ぶ昔ながらのお店がひしめいています。東京でいえば上野のアメ横のイメージ。 速く安く作れるオーダー眼鏡屋さん、台所用品のお店、アクセサリーの細かいパーツを前に手を動かす卸問屋の人たち、山積みされた洋服…。 韓国海苔や柚子茶、キムチなどのお土産品をここで買えばよかった~と、後で気づきます。 この時は、暑さの中、自分が何をしたらいいのかわからなくなるような雰囲気に圧倒され、活気に満ちた町の中で何を買うでもなく、うろうろと歩き回ることに。 ↑ 上の写真は、少し広い道に出た時に撮ったもの。 中心部は、もっともっと狭い通りに商品であふれるお店がぎっしり。 南大門市場の行列ができるお店 そうそう、行列ができる食べ物やさん。 人だかりがしている間からのぞいてみると、お店の中では勢いよく湯気があがっています。 左手前には、白くて丸く平べったい、ぶよ~んとした感じの物体が。 これ、完成品? もう少し近づいてお店をのぞきこむと……あっ!肉まんだ~☆ そういえば、上には豚のコックさんの絵が。 謎の白い物体は、発酵させている最中の生地のようです。 中では、その生地を使いひょいひょいと肉まんを包んでいる気配。 できたてですね♪ ケーキ屋さんが見当たらないこの町で、おやつの時間に行列するのは、肉まん屋さんでした。 真夏でも肉まん。美味しそうでしたよ。 お昼に蒸し餃子を食べていなければ、この場で肉まんを買ったのに! あ~、食べてみたかったです。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 韓国らしい建物を見ようと、駅2つ離れた南山のふもとにある南山谷韓屋村(ナムサンゴル・ハノン・マウル)へ。 都心だというのに、南山の緑を背景に、一瞬のうちに遠くまできたような気分になりました。 蝉の声だけが響く別世界。 17:20頃 南山谷庭園 池を見おろす あずまや 自然の景観が美しいこの地に、昔の人たちはあずまやを建て、風雅を楽しんだといわれています。 破壊されてしまった地形・植物・池などを復元し、資料となる昔の家を移築。 庭園のお散歩をしながら、その建物を見ることができました。 南山谷韓屋村 建物によっては、ひょいと目をあげると後ろにビル街が。新旧の建物が一度に見られる不思議な光景です。 南山谷韓屋村 案内図 池の脇に、あずまやが描かれています 案内板(抜粋) …ロゼッタストーン状態。便利です。 4か国語で説明が書かれています。日本語もありました。 漢字といっても中国のものと微妙な違いがあったりもして、面白いですね。 ここには、ソウル帝都600年記念に埋められたタイムカプセルがあり、400年後の2349年に未来の人たちの前で公開されることになっているそうです。 その頃にソウルがどんな町へと発展しているのか、タイムマシンでのぞいてみたい気がします。 この後はホテルに戻り、夕食に焼肉を♪ <5> 焼肉堪能♪ 骨つき 『本 ワンカルビ』 に続きます 真夏の韓国旅日記 もくじ へ 高い所から町を見渡すのは楽しい♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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