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あるDrの半生(反省)by ge5999

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2007.07.02
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カテゴリ:オーベンの御言葉

進んだ考えの教授だ。
この施設の上司が、救急要請の件について、
休みでゴルフしてるからといって断ったことを申し上げると、
”休みの日に何してようと勝手だろ。”と一蹴してくださった。
進んだ考えの教授でよかった。僕も賛成だ。
労働基準法にも定めてある。
労働者は休憩時間を自由に使って良いし、休暇・休日には労働の義務はないのだ。
これを進めて考えると
Drは、休日に連絡が取れなくても、なんら責められることはないということだ。
まあ、それでも僕をはじめ大抵のDrは
休日でも深夜でも確実に連絡が取れる人たちばかりだろう。

話に聞くとその頃教授は、遠くはなれた大都会と呼ばれる所から
単身赴任をされていたらしい。
そして、週末はいつもその都会の実家にお帰りになっていたそうだ。
さらに、こちらでの宿舎は大学から遠く離れた山の上。
大学から出勤するときは街を超えて出勤することになるから、
車で最低40分はかかるだろう。
前教授が家族ともどもこちらに定住し、
宿舎も街と大学の中間点に構えられていたのとは対照的だった。
何度かおとずれたことがあるが、前教授邸から大学までは車で15分程度だ。
ちなみに前々教授も家族を連れて定住。宿舎は大学から車で5分の場所
正しい解答はわからないが、その後新教授も街と大学の中間点に引越しをされた。

僕がこの施設を辞める直前にも、師匠はくも膜下出血の患者を断った。
この時は師匠は病院の当直だった。
患者はヘリコプターで大学に運ばれたという。
脳外科医が2人いても、医師同士の間がぎくしゃくしている処で診療されたら、
患者さんにも迷惑だから、それでよかったと思う。
大学には優秀な先生がたくさんいるのだから、やや高度な医療を必要とする患者さんはヘリコプターその他を使用して積極的に受け入れるのが良いだろう。






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Last updated  2007.07.02 09:18:23
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